症状や肉体的な変化を無くそうとしてもうまく行きません。
なぜならそれは、エネルギーの結果起こったことだからです。
原因が変わらずあるなら、結果も変わらないのです。
感情はエネルギーです。
それは、水のようなエネルギーです。
感じてあげれば流れていきます。
しかし、心地よくない感情を
感じないように抑え込むと
そのエネルギーは凍り付き
体の中に蓄積されます。
すると、そのエネルギーは体にまで影響します。
慢性的な痛みになったり、
高血圧や、関節や筋肉の痛みのように
身体的な状態へと移っていきます。
そうなると、症状や肉体的な変化に囚われ、
それを無くそうとか変えようとしてしまいます。
しかし、症状や肉体的な変化を
無くそうとか変えようとしても
うまく行きません。
なぜならそれは、
映写機の中のフィルムがそのままなにしておいて、
スクリーンに映った映像を変えようとすることだからです。
そして、その不可能なことでも
何度も続けると可能になると考えるのが思考です。
しかし、それは無理な話です。
そもそも、その思考が、
感情を感じないように抑え込み、
結果、体にまで影響が出てしまったのですから。
体に症状や肉体的な変化が出てしまった時、
それについて必要な対処をすることも必要です。
そして、症状や肉体的な変化に囚われることなく、
原因のエネルギーに氣づき、
受け入れ、変容することが大切です。
そうなれば、
映写機の中のフィルムが変われば、
スクリーンに映った映像も変わるように
体もまた変わります。
ただし、体にまで影響が出てしまった場合、
エネルギーを癒すだけでは充分ではなく
医学的な処置も必要となることがあります。
そこは、より大きな視点から精密に観る必要があります。