すっかり涼しくなった上海。涼しいと言っても、最高気温はまだ30度超なので半袖でちょうど良いのですが、これまでの暑さに比べると爽やかというか、自分の体温よりも熱い空気がまとわりつくような感覚はもうありません。上海で過ごす夏は通算5回目となりますが、例年8月後半になると暑さの段階が1段下がったような感じがします。その段差が東京で感じるそれよりも大きいので、上海の方が暑さののピークが来るのが早いと感じるんだと思います。

最近知った言葉に「秋高気爽」というのがあります。秋になって空が高く(感じられるように)なり、気分も爽やかになるというところでしょうか。直訳だという突っ込みは軽く受け流しますが、こんな空を見れば誰でも納得でしょう。

$上海に戻っても相変わらず平社員な男の日記

これは週末に自宅のベランダから撮ったモノです。秋が来るとそれは日本への帰国を意味するので、何とも言えない妙な気持ちになります。残り少なくなった上海で迎える週末に散歩をして、老上海な感じの風景を感じる事が出来るのもあとわずかです。

$上海に戻っても相変わらず平社員な男の日記

こんな庶民感覚丸出しな一角が、上海のど真ん中、人民広場と南京西路の間の北側のエリアにまだ残っています。租界時代の建物も歴史を感じる事が出来、今後も保存される方向だと思われますが、こういう老百姓(一般ピーポー)の生活感あふれる場所は、あと数年後にはなくなっている可能性の方が高いと思います。

さて、帰国に向けてのスケジュールが、パズルのピースを埋めるように決まってきました。

ビザというのは失効するまで放置すれば良いというものではないんですよね。これは前回の帰国時(2011年)にも経験済みで、就労許可については取消の手続きを取らなくてはなりません。それによって、現在の居住許可と労働許可証が失効して、代わりに1ヶ月のゼロエントリの観光ビザ(つまり出国したら即失効)が発給されます。

ここまでは、前回と同じなんですが、今年の7月からビザのプロセスが厳格化されたとかで、これまでよりも手続きにかかる日数が長くなり、代行業者によると8営業日かかるとのこと。10/31に出国すると仮定すると、10/21頃には就労許可取消の手続きに入る必要があるので、最終出社日は10/18(取消手続きに入った後に会社に行くと違法就労になるw)てな感じになりそうです。

あとは荷物の発送がいつになるか。これが決まってくると、本当に帰国モード一色になりそうです。

ほんとに1年は早い。。。