さて、前回の記事で、Airport Expressをホテルの部屋に忘れてきたという話の顛末記です。

前の記事に書いたとおり、上海に戻ったその日のうちに忘れ物には気がついていました。しかも、自分がその事実に気がついて、ハァーと息を吸い込んだ瞬間に、

嫁「何かホテルの部屋に忘れてきたか?」

だけはの良い嫁に一発で気づかれてしまいしたが、そこで忘れたというといろいろお説教(この年になって自分に面と向かって説教するのは嫁ぐらいのもんですw)されるので、そこはとりあえず平静をつくろいました。

我が家のIT機器の中では、比較的歴史の長いAirport Express。ホテルによっては、同時接続できるマシンを1台のみに限定されることも多いのですが、今の時代PCだけでなく、スマホなどにもWiFiが入るのは当たり前です。となると、やはりこの手の機器を持っていた方が何かと便利なので、出張時には常に持ち歩いています。

アップルコンピュータ AirMac Express ベースステーション with Air Tunes MB321J/A

しかも、普段なら、新しいのに買い換えれば良いやとあきらめるところですが、このAirport Express、昨年にモデルチェンジがあってこんな感じに変わってしまいました。

Apple AirMac Express ベースステーション MC414J/A

形だけではなくて、このタイプは長い電源コードが付いているので、出張向きではないのです。となると、やはりどうしてもこれはあきらめるわけには行きません。

明けて月曜日、滞在していたホテルに電話しました。こういうときは英語です。

自分「どうも部屋にWiFi Router忘れたみたいなんだけど、預かってない?」
ホテル「ワイファイの何でございますか?」
自分「Router, R-o-u-t-e-r。インターネットに接続するときに使うヤツ」


ようやく事情が飲み込めた様子で、

ホテル「了解いたしました。確認いたしますので、折り返しご連絡いたします。連絡先の電話番号いただけますか?」

待つことしばし、携帯が鳴ります。

ホテル「お客様のご依頼のありましたWiFi Routerの件ですが、こちらでお預かりしております。どのようにいたしましょうか?」

しかし、中国のホテルで英語を話す人って、どうして最初から一気にしゃべってしまうんでしょうね。あらかじめ何をしゃべるか練習しておいて、それを一気に読み上げる感じです。とりえあえず確認の意味で、

自分「見つかったってことだよね?」
ホテル「はい」


と一息置いてから、

自分「じゃ、こんな感じでお願い。7月の頭にまたそちらのホテルに行くから、それまで預かっておいて。それでチェックインの時にピックアップする感じで大丈夫?」
ホテル「了解しました。ひとまず弊ホテルのStorageにてお預かりしておきますので、次回チェックインの時に声をかけてください」
自分「That's perfect!」


とりあえず、Airport Expressは無事発見された(てか、ここでなくなってたら、House keepingがくすめていたと確定)ということで、次回チェックインまで預かってもらうことになりました。五ツ星とは言え、ここは中国なのであまり期待していなかったのですが、さすが世界の超大国の首都の高級ホテルですね。


・・・こういう時だけ持ち上げる(笑)

実際に受け取るまでは安心できませんが、とりあえず新しい機械を買わなくて済みそうです。

良かった良かった。。。