こっちのブログの更新がすっかりご無沙汰になっていますが、タイトルの通り、今は北京に来ています。今日の夕方、上海から北京に飛んで、木・金と北京で仕事です。

中国では、旧暦5月5日を端午節(Dragon boat festival)という祝日にしています。一般の中国の企業や学校では、先週の月曜日から日曜日まで7連勤したあとに、6/10(月), 11(火), 12(水)の3連休としています。うちの会社のような一部外資系企業などでは、土日は普通に休んで、月・火を通常勤務日として、今日水曜日のみを休みとしています。

ただ、地下鉄で通勤した時に見た客層からすると、7連勤+3連休としている人の方が圧倒的に多いと思いますけどね。

そんなみんなお休みの中、北京へとやってきました。北京に出張に来るのは、別に珍しいことでも何でもないのですが、虹橋空港のチェックインで初めての経験をしました。いつものように荷物を預けると、何やらキンコンキンコンアラームが鳴ります。

するといきなり係員が日本語に切り替えて、

係員「荷物検査します。後ろに行ってください」

とカウンターの後方を指さします。いわれるがまま指定された場所に行くと、何やら部屋があり、その中に係員が2人いて、自分のスーツケースが置かれています。おばちゃん係員が口火を切ります。(ここのやりとりは中国語です。)

オバ「中にライターあるでしょ?出して」

・・・は?一瞬耳を疑いました。ここはすかさず、ややキレ気味に切り返します。

自分「はぁ?何でたばこ吸わないのにライターなんかあるわけないじゃん」

何はともあれ、中を明けて内容を確認することになりました。どう考えてもライターなんてあるわけありません。とはいえ、

オバ「これよ、これ」

何の迷いもなく、スーツケースの内ポケットの中から何かを取り出します。

モノを見て、おばちゃん係員も自分も笑ってしまいました。

オバ「これ何?」
自分「充電器だよ。中に電池入れて充電するの」
オバ「これじゃ、ライターと間違えてもしょうがないわよね」
自分「ま、そうだね」


ま、ブツを見てもらえれば皆さんも納得かと。

$上海に戻っても相変わらず平社員な男の日記-ライター


ただ、これは以前から持ち歩いていたモノであり、これまでも一度も引っかかったことはなかったんですけどね。

その後、無事にチェックインして、フライトもほぼ定刻通り北京に到着です。ここからタクシーでホテルに移動するのですが、いつもホテルの場所を伝えるのに難儀します。

場所は、華貿(hua1 mao4)という一角にあるのですが、これの声調をよく間違えるのと、ホテルの名前も声調をよく間違えるのです。出発前に、嫁に発音を確認し、タクシーの待ち行列でも、何度かそらで練習して「本番」に備えます。てか、ほとんど待つことなくタクシーに乗り込み、そのときを迎えます。

運ちゃん「去哪儿?」
自分「华贸里面的xx酒店」
運ちゃん「好的」


個人的には、ホテルの名前の2文字目の声調は間違えたような気がしなくもないのですが、それでも聞き返されることもなくタクシーは出発しました。多少トラブるぐらいの方がブログのネタとしては面白いのですが、何の迷いも問題もなく、タクシーはスムーズにホテルに到着しました。

・・・すんません、なんと言うこともないのですが、一発で通じた奇蹟を何となく書き残しておきたかったので(笑)

何はともあれ、今日は早く寝て明日からに備えようと思います。