昨日あたりから、TwitterのTL上を賑わせていましたが、岩手県二戸市の蔵元がYoutubeに動画をアップして、「復興のためにもお酒を飲んで!」とアピールしています。



話題を呼んだこともあって、この動画をアップされた蔵元が、先ほどテレビにも電話出演していました。今回の訴えかけについては、多くの人がネットやテレビを通じて認知するに至ったので、この南部美人さんをはじめ、東北の日本酒醸造元に光が当たって行くことになればいいですね。

これを見ていて2つのことが頭をよぎりました。

1つは、ITリテラシーの有無が差別化の決定的な要因となること。この蔵元は、以前からYoutubeに動画をアップしていて、ある程度使い方に慣れていたみたいですね。この内容の動画を上げる事に勇気はいったとのことですが、おそらくYoutubeを使うことで、広く訴えかける事が可能である事は理解されていたんだと思います。しかし、ITリテラシーがあまりないと、こういう方法が思いつかない、または思いついてもやり方が分からないということになってしまいます。

さらに言えば、Youtubeに動画を上げるのにお金はかかりません。災害時に限らず広告の打ち方(特に広告費をかけられない中小企業、店舗などの場合は)のヒントになりますよね。

もう1つは、テレビはもはや速報性のメディアとは言えなくなってきたってこと。これは、最近に限ったことではないですけど、ネット上で知った情報が、その翌日、または2-3日経ってからテレビで取り上げられる事が本当に増えました。もちろん、最初の動画もテレビで紹介されたことで、さらに見る人が増えることになるので、やはり多くの人の目に届けさせるという役割は依然としてありますが、もはやテレビの情報が一番早いとは言い切れなくなってしまったのです。

・・・てか、テレビ番組もネタ切れで、常にネットで情報収集しているって事なんでしょうけどね。

ということで、動画編集ソフトでも買って動画の配信でも始めようかなと言いたいところですが、ごあいにく発信すべき素材がないので、しばらく遠慮しておきます(笑)