上海に来た当初、色んなモノが自分の中のアンテナに反応して、ここが変だよね?という感じで、ブログにもおもしろおかしく書いた記憶があるのですが、時間の経過とともに、その「変な状況」が当たり前になりすぎて、何とも思わなくなりました。

現在、東京での生活を本格的にスタートさせたわけですが、上海に来た当初に反応したのと同じ自分の中のアンテナが、この東京でもポツポツ(?)と反応するんですよね。

例えば、地下鉄(東西線)の中でiPhoneをいじろうと思ったのですが、駅間を移動中は圏外になってしまう事に気がつきました。これでは快適なブラウジングはできませんよね。思い返すと、上海にいたときも、3Gにした当初は駅でしか3G電波を拾わないという状態だったのですが、それでも一般通話は(お国柄もありw)元もと駅間でも問題ありませんでしたし、上海万博開幕前ぐらいに一気に整備され、地下鉄の中で3G電波が途切れないのが当たり前という感覚になっていました。ところが、「あの」東京で電波途切れまくり。

そりゃアンテナ反応しますわ。

ひょっとしたら、東西線だからだとか、DoCoMoの場合は駅間でもつながるという話なのかもしれませんが、通勤の地下鉄の車内でiPhoneをいじって時間をつぶそうと思っていたので、ちょっとショックですね。これからは、地下鉄の車内は読書タイムにしようかなと思います。

おそらくずっと東京で生活していたら、何も感じなかったんでしょう。同じ環境に長くいると、そこで起こっていることが当たり前だと感じてしまう。たまに環境を変えるなりして、違う角度からモノを見て、当たり前と思われているということであっても、時々疑ってかかるということも重要なんだろうなと思わされる出来事でした。