2度目の上海駐在が終わろうとしています。2度目だと、やはり新鮮味にかけるのか、これまでのように自分のレーダーに引っかかる事柄もあまり多くなく、結果的に特に後半の方は更新頻度が極端に落ちてしまいました。もし、このブログを読むのを楽しみにしていた人がいらっしゃったのであれば、少し申し訳ない気持ちもあります。

Twitterでフォローいただいている方はご存じかも知れませんが、同時並行で技術ブログ(http://deutschina.hatenablog.com/)をやっています。一方、こちらのブログは日々の出来事を書き綴るという目的で続けてきましたが、ものすごく平たく言うと、ブログというメディア自体が少し古くなった感は否めないと感じてきています。

ブログを始めた2004年(9年前かw)当初は、一般人にとってブログだけが情報を発信できるツールでしたが、今は様々なメディアが登場してきています。技術的な事柄をまとめて書くという意味では、ブログはまだまだ役立つツールであると思うものの、日々の出来事を書いていくのには、少し重すぎるかなという気がしています。

ということで、熟考(どこが)を重ねた結果今回、このブログの更新を終了することにしました。技術ブログの方は、まだまだネタの蓄積が出来ると思うので、当面の間は継続していきます。

今後、何か書きたいことが出てきた場合のために、もう少し手軽に更新できるものに変えていくことにします。と言ってもTwitterでは軽すぎるので、Tumblrを使うことにしました。実はすでに使い始めているのですが、そのうちTwitterあたりで更新のお知らせが、しれっと流れてくると思います。ご興味のある方は、こちらをご覧いただければと思います。

http://deutschina.tumblr.com

ということで、長い間ありがとうございました。

2013年10月3日 Deutschina拝
水曜日は、午前だけ仕事。来週に北京出張が入っているので、その準備をするのと、北京行きの高鉄のチケットが届くことになっているので、それを受け取らなくてはなりません。この夏ぐらいからなんですが、コストの問題から、中国国内移動の場合列車の移動が推奨されています。そのため、今回の出張は高鉄になりました。

座席も航空機よりゆったりしているし、コストも安い。ただ、坐骨神経痛持ちに5時間弱の列車移動は大丈夫なのかとちょっと心配ではありますよね。

その前日に旅行業者とこんなやりとりがありました。

業者「明日の午後配達でいい?」
自分「ダメ。明日の午後いないから。なら家に届けてよ」
業者「オフィスにしか届けられません」
自分「じゃ、なんとかして午前中、正午までに届けて」
業者「12時、どんなに遅くとも12時半には届けるということで良いですか?」

午後の予定が13:30からだったので、ギリギリ12:20ぐらいまでなら待てそうな感じでしたが、どうせ遅れてくるのが目に見えていたので、こう切り返しました。

自分「午後の予定には絶対遅刻できないから、いっそのこと飛行機に変えよう」
業者「もし明日受け渡せなかったら、その時点で列車はキャンセルして飛行機に切り替えましょう」

で、結論から言うと11:45に届きました。この手のデリバリで初めて時間前に届いた気がします。

ちうことで、無事にチケットを受け取り、行ったん自宅に戻ってからの華山医院に向かいます。はい、人生初MRIを撮られに来ました。アポイントメントの13:30からは少し遅れましたが、検査そのものは14:00だったので事なきを得ました。ここでも中国らしく、前回の時の話が通っておらず、検査結果を受けての診察が一週間後に先延ばしの憂き目に遭うというトラブルに見舞われつつも、言いたいことだけ言い放って、素直にMRIを受けてきました。磁気を使って撮影するんですけど、あんなにうるさいもんだとは思いませんでしたね。。。

結果を受け取っての診察は、結局9/30まで持ち越しです。

病院からはトボトボと歩いて帰宅です。その道すがらというか、病院の目の前にこんな行列ができていました。

$上海に戻っても相変わらず平社員な男の日記

ここに限らず、ここ数日(中秋節の前)、町中の所々にこんな感じの行列が出来ているのを見かけていたものの、これまではスルーしていました。しかし、この日に限ってはそんなに並ぶぐらいだから、実は旨いんじゃないかという話を嫁として、急遽行列に参戦することになりました。

で、手に入れたのがこれ。「鲜肉月饼」でございます。

$上海に戻っても相変わらず平社員な男の日記

我々は4つ(1個4元)だけ購入しましたが、行列の前に並んでいる人たちは100元とか払ってます。25個とか買ってるんですよね。てか、そんなに買い占めるヤツがいるから行列が進まないんだな。

家に帰るときには冷めているだろうということで、途中の延安飯店の庭でいただいてみました。

・・・てか、これ旨いです。

初めて「月餅と名の付いたおいしいもの」を食べたような気がします。ちなみに翌朝に冷めたのを食べましたが、冷めても旨かったです。一晩経って、やっと100元単位で買う人の気持ちが少しだけ分かりました(笑)。

上海から去る前においしいものに出会えて良かったです。。。
さて、本帰国までかなり時間が迫ってきました。この日は927路という、まだ車掌さんが乗っているようなバスに乗りこみます。向かったのは、ウルムチ、、、じゃなくて烏魯木斉中路の華山病院。ここの8Fに外国人向けの診療所があるのです。

・・・すんまそん。

もったいつけました。車掌のいるバスとかいって、上海のど真ん中の病院に来ただけです。

今回の上海滞在では、ずっと病院のお世話になることはなかったのですが、ついにやってきました。どうも、ここ最近太ももからふくらはぎにかけてが、釣るように痛むことがあるのです。我慢できないほどの痛みではないのですが、医療保険もあることだしということで診察を受けに来たのです。

といっても、症状から言ってどう考えても坐骨神経痛なんですけどね。

今入っている医療保険は、グローバルなもので日本語サービスはついていません。なので通訳がわりに嫁も帯同して、どうしても分からないときは翻訳してもらう算段です。てか、月曜の朝だというのにガラガラです。近くに新しい外資系病院でもできたんですかね?

ということで予約なしでもすんなり見てもらえたのですが、予想通りの坐骨神経痛だけど、程度は分からんから、取り敢えず日を改めてMRI撮ろうかという話になりました。

ま、そりゃそうだよね。

痛みはひどくないので痛み止めは丁重にお断りしましたが、痛みはひどくなくても、安静にしてということで、2週間分のSick leave certificateを書いてくれました。中国の会社に籍を移していれば、大手を振って2週間休めるところですが、病休がなく有給を消化するしかない日本人社員の立場としてはなんとも微妙すぎますw。

診察とお会計が済むと、リハビリを兼ねて家まで歩いて帰ります。その道すがら静安公園を通りかかると、国际旅游节とやらで、ウイグルの人たちが踊っていたり、それ以外にも色々な都市のブースが出ていました。国際といいながら、出ているのは中国国内の都市ばかりなんですけどね。

$上海に戻っても相変わらず平社員な男の日記

上の写真は実際にもらってきたパンフレットです。吴江も余姚も上海市内の通りの名前になっているので、名前は聞いたことはあるんですけど、それぞれ蘇州の南だったり、浙江省にあるなんていうのは初めて知りました。

特に余姚のパンフは気合入っていますが、どうやら福岡でやった紹介イベントで余ったものらしく、中身は日本語でした。中国人がもらっても読めないじゃんってあたりは、流石ですねw

その後、自宅に戻って引っ越しの見積りなんかもあったのですが、まだ進行中なので改めて書こうと思います。