「10日半分よくさすれ」
これは東洋医学の伊藤真愚先生の言葉です。
不調を感じたら、真っ先に食事量を半分にして、よく患部をさすれば、良くなるというものです。
気功法でも、「さする」技法はよく使われています。
ごく軽い刺激なので、物足りないような感じもしますが、むしろ軽く行う方が、心身ともにゆるみ自然治癒力が発動するようです。
実際、胃腸虚弱の妻に、就寝前、腹部を右回り100回、左回り50回さするようにアドバイスをしたところ、お腹を壊すことがほとんどなくなりました。
あまりの手軽さに不思議がっていました。
今までの常識からすると、健康のためにはお金がかかり、複雑な手順を経て、努力を要するものと思われがちですが、現実は思いのほかシンプルのようです。
腹部、そして腰(腎臓部)を中心に、患部や、さすりたい場所を行ってみてください。