「ワルキューレ」での意外なスパイの存在に
背後の展開が気にかかりましたね。
アニメも毎週楽しみに観ています。
ドラマCDの警視庁D課はD機関の面々が
現代でどんな活躍をするのかとても気になります。

【私的 ラスト・ワルツ 名言】

続きがどうなるのか。
お好きな物語を、どうぞご自由に想像して下さい。
それも映画の楽しみのひとつです。
―逸見五郎/ワルキューレ

もっとも、あれは偶然の産物だ。
あの手は何度も使えない。
二度目はパロディ、三度目からは単なる茶番だ。
よほどの馬鹿でないかぎり白けてしまうだろう。
―ヨーゼフ・ゲッベルス/ワルキューレ

理性が眠るとき、怪物が目覚める
―雪村幸一/ワルキューレ

スパイにとって偶然は利用するために存在する
―雪村幸一/ワルキューレ

軍人は政治をやりたがる。
政治家は戦争をやりたがる。
そして、どちらも必ず失敗する。
―雪村幸一/ワルキューレ

自分一人ではどう振る舞って良いのかわからず、
怯えた子供のように辺りを窺い、
仲間と見るやたちまち群れをなす。
そして、自分たちの間だけで通じる新たな
しきたりを喜々として創り始める……。
―加賀美顕子/舞踏会の夜

自由に見えたもの、退屈から遠ざけられている
ように見えたものは、みんな偽物だった。
しきたり以前の未分化な状態。洗練されても
いないし、美しくもない。だとしたら、そんな
物に付き合う必要はなかった。たとえ、新しい
ことなど何ひとつないとしても、息が詰まるよう
な思いがしても、死ぬほど退屈でも、千年の歴史
の中で美しく磨かれてきた家のしきたりの中で
生きる方がまだましだった。
―加賀美顕子/舞踏会の夜

隠された情報を入手、分析し、複雑な状況の中で
最善の選択を行うための方針を立てる―。
それが本来の諜報活動だ。状況を無視し、
見え透いた自作自演の茶番で既成事実を
作り出す謀略とは正反対と言って良い。
―瀬戸礼二/アジア・エクスプレス

―完璧にコピーしろ。
疑われた時点で、スパイは終わりだ。
―結城中佐/アジア・エクスプレス

できて当然―。
その自負がなければ、この男の下でスパイなど務まらない。
―瀬戸礼二/アジア・エクスプレス

どんな行動も、常に完璧を求められた。
単独で行動をするスパイにとっては、
ごく些細な、たった一つのミスが命取りになりかねない。
その仮借ない現実が皮膚感覚となるまで、
訓練は徹底的に行われた。
―瀬戸礼二/アジア・エクスプレス

絶望的な状況下において、自死は最も安易な選択肢だ。
その結果得られるのは自己満足に過ぎない。
自死による作戦の成果はゼロ、もしくはマイナスだ。
貴様たちの任務は生きて情報を持ち帰ること。
そのためには、いかに絶望的な状況下に置かれようとも、
最後まで生き延びるための可能性を追求しろ。
心臓が動いているかぎり、必ず情報を持ち帰れ。
死んだスパイなど、任務に失敗した惨めな負け犬だと
いうことを決して忘れるな
―結城中佐/アジア・エクスプレス

自己陶酔や自己憐憫の徹底的な否定。
その先にしか、スパイの任務は成立しない。
―瀬戸礼二/アジア・エクスプレス

致命的な失敗は、むしろ自身が得意とする
分野で起こりやすい。得意な形に持ち込めば
何とかなる。そう考えて、瀬戸は事前の準備を
無意識に怠った。
―瀬戸礼二/アジア・エクスプレス

情報戦を疎かにすれば、敗北が待つだけだ。
―瀬戸礼二/アジア・エクスプレス

徹底的に自分の頭で考えること。
死地において頼れるのは己の精神と肉体だけだ。
―瀬戸礼二/アジア・エクスプレス

通常、スパイが同じ手口を三度繰り返すことはない。
一度目の偶然は許されるが、二度目の偶然は許されない。
それがスパイの世界の常識だ。スパイの世界では
三度目は必然と見做される。手口が研究され、
対応策が講じられる。その先には失敗が待っているだけだ。
―瀬戸礼二/アジア・エクスプレス

誰か一人が発案した時点で、
世界中では何十人もの者たちが思いついていると考えた方が良い。
―瀬戸礼二/アジア・エクスプレス

情報は集めるより使う方が難しい。
―瀬戸礼二/アジア・エクスプレス