【 No.082 知恩院の戦い・ラスト 】 | あの青い空の向こうへ

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「新たな笑いを!」
をテーマにがんばります。

 五右衛門は満足気(げ)な笑(え)みを
浮(う)かべると、
「仁左衛門。」
「はっ。」
「ご住職は話のわかる男や。
 そなたの【伽衆】とするがよい。」
「ははっ!」
こうして住職は、伽衆の列に加え
られた。
しかし住職はこう思っていた。
帰順は、みなの命を守るためいた
しかたなし。
そして自分は、五右衛門に帰順した
のではない。
天に帰順したのだと。。。

~ 知恩院の戦い・完 ~


※伽衆(とぎしゅう)→将軍や大名の
 側(そば)近くに仕(つか)え、話し相手
 をつとめたりする職。