暑くなってきましたね。

二重まぶたの埋没法やヒアルロン酸注射、ボトックス注射、糸のリフトの施術を受けたいと希望される患さんが非常に増えてきましたよ。

 

いつまでも「とっちゃん坊や」の外見と中身の僕ではありますが、僕ももう少しで43歳。

24歳で医師になったのでもう19年ほど、美容外科のお仕事をやっております。

あと何年美容外科医を続けられるか不明ですが、身体に気をつけていい治療を提供したいですね。

あっ、祖父は108歳まで生きました。亡くなるまで年齢不詳な若さで、とても元気でした。

新妻家は長命の家系です。ご心配なく(笑)

今日は、少し思い出話を交えて簡単にお話します。

 

僕が医者になった19年ほど前には、40歳を超えた人には、埋没法は難しいのでお断りしなさいと先輩の美容外科医師に教わったものです。しかし、いまや僕は、最低は6歳のお子様から最高の年齢は90歳を超えたご婦人にも埋没法で二重まぶたを作っております。

 

6歳のお子様の埋没法では、怖くないように痛くないように、とっても優しくまぶたを触ります。

手術前のシュミレーションで、ブジーという棒をまぶたに押し当てるのですが、それが怖くて泣きだしてしまうほどの怖がりの方以外では、笑気麻酔という酔っぱらったような状態にする吸う麻酔を使わないでも、手術が十分できます。

もちろん希望されたら、笑気麻酔を使用することもできます。

お子様の手術をさせていただいた後には、患者さんのまぶたを扱う手つきがより優しくなっているのが感じられて、僕自身も感謝しております。初心に戻りますね。

眠った子供を起こさないように手術できるのが理想です。

 

80歳や90歳を超えて手術を希望される方は、今まで何度か埋没法を受けておられる方が多いです。

20、40、60、80歳と20年周期で、皮膚がたるんだ分だけを、糸でたくし上げるために、埋没法を受ける方もいらっしゃいます。

年齢があがるにつれて、まぶたのたるみは多くなりますから難易度は上がります。手術前のデザインに始まり、糸のしめる強さの微調整など最高難度ですが、いつもやり遂げる楽しさがありますね。

はっきり申し上げたら、切開法する方が手術は、簡単です。僕自身二重まぶたの手術は切開法が出来て一人前と言われて育って、埋没法よりも切開法の手術の執刀の方が早かったくらいですから。

昨今の日本では、切開法よりも埋没法を希望される患者さんが圧倒的に多くなってまいりましたね。

 

ヒアルロン酸注射も、はじめてであった時は衝撃でした。僕が医師になった18年ほど前にはコラーゲン注射が多かったです。

そのあと、狂牛病の問題があったり、アレルギー反応起こさないように皮内反応見ることを徹底的にするようになって、コラーゲン注射を取り扱うクリニックは激減しました。

ヒアルロン酸注射は、最初は額や眉間のしわに沿って注射したり、鼻を高くするために、堅めのヒアルロン酸注射をしておりました。

当時はマイクロカニューレなどの先が丸い管はありませんでしたから、すべて尖った針(鋭針)で、一番細い針でも27Gという時代でした。

何度も注射しては、凸凹になったり、内出血を作って、患者さんからお叱りを受けたものです。

今は、目の下の凹みやしわを改善するために、筋肉の下、深い部分に中から持ち上げるように、マイクロカニューレという先が丸い管でヒアルロン酸を少量ずつ丁寧に注入します。針で刺すのは、たいてい一回で済みます。

法令線や頬、こめかみなどに「ボリューマ」という持ち上げる力が強く、長持ちするヒアルロン酸を注射される方が最近は多いですね。

鼻や顎にはクレヴィエルという硬くて、周りに流れて「アバター」みたいにならない、高品質のヒアルロン酸を使います。

 

18年ほど前から、僕の外来にヒアルロン酸注射で通っておられる方には

「新妻先生、昔に比べてぐっと腕をあげたね~」

とお褒めの言葉をいただきますが、腕を上げたわけではなく、ヒアルロン酸の材質やマイクロカニューレなどの道具が進歩しただけかもしれません。もっとも18年もやっていれば、上手くなるかもしれませんが(笑)

ヒアルロン酸注射においては、完璧にするために冒険をおかすことは絶対にしないこと、注射しているドクターからすると、ほんの少し物足りないくらいで終了することが、患者さんに感動していただける秘訣のような気が(錯覚かもしれませんが)します。

注入は、いつも真剣勝負です。おかげで、クリニックをいくつか変わっても日本全国から検索して僕のところに来てくださる患者さんもいてくださります。治療にかける情熱をご理解くださるのは、とてもありがたいことです。

クリニックが変わると治療代金が変わるので、そのあたりは時価ということでご勘弁いただいております(笑)

ヒアルロン酸注射の代金も、量で換算すると昔に比べると三分の一から半分ほどになってますけどね。

 

ボトックス注射も、はじめてであった時は衝撃でした。しわが消える注射なんて、ありえるのかと。

目尻、目の下、眉間、エラ、額、顎などによく注射します。

エラの部分にボトックス注射して小顔になる方法が出てきて、エラ削り手術は激減しました。

僕も二回くらい自分で鏡を見ながら注射してかなり、エラが小さくなりました。小顔注射、素晴らしいですね。

最近では首のしわを取ったり、ワキ、手のひらの汗止めに注射したり、ふくらはぎを細くしうたり、お顔全体に浅く打つマイクロボトックス注射なども人気ですね。

 

糸リフト手術は、6年ほど前からかなりの件数をさせていただきました。

入れ方のお手本があまりない時代、韓国の先生の入れ方を見学したり、上手い先生の入れ方を真似して、患者さんに感想を聞かせていただいて勉強してきました。

痛みやひきつれの少ない、結果がわかる施術を求めて、様々な糸を使用してきました。

先日も、JAASという団体の糸のリフトの手術をライブで間近で観察できるセミナーで学んできました。

そして、冒頭の写真で僕が持っている本を購入したりして、診察の合間にも糸のリフト施術を勉強しております。

手術しないで、顔のたるみを改善して、いつまでも自然に若くいていただけるように、これからも精進いたします。