定額減税と調整給付金/STEVIE NICKS ② | BGMと独り言

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世の中がなんだか益々混沌としてきましたね。
好きな音楽を聴いていられるだけでも幸せなことかもしれません。

今日のあなたのBGMは何ですか?
私は今・・・

 

役所から「調整給付金」に関する案内が届いた。

 

令和6年度分の所得税から一人3万円、令和6年分の個人住民税所得割から1万円の「定額減税」が行われる。

 

減税しきれない(要はそこまで税金がかからない人の)差額は、「調整給付金」として支給してくれるというわけである。

 

個人住民税は、納付書が発布された段階であらかじめ減税された額で計算されているが、所得税からの減税は昨年の所得状況を参考に今年度の所得税を見越して、その差額分、要するに「調整給付金」の額を親切に計算してくれた上で書類が送られてきている。

 

なので、確認して署名して送り返せば、指定の口座に振り込んでくれるという仕組みだ。

 

非課税世帯には、1世帯あたり7万円~10万円支給されるとか言われている。

 

これって、減税とは言っても要はこれまでの「ばら撒き」と同様で、経済対策だの子育て支援だのとは名ばかりで、内閣支持率が下がったり、選挙が近づくと人気取りに使う常套手段である。

 

まあ、いただけるものはいただくが(笑)

 

懸念するのは、こうやって毎度毎度国や政府の都合によって末端の自治体がふりまわされることである。

言い出しっぺの国はいいけれど、実際、多くの事務を担うのは地方自治体の職員であって、普段から忙しいのに余計な事務が増えるから可哀そう。

 

それも自治体の仕事の一つと言えばそれまでであるが・・・。

 

もうひとつ、こうやって新たな事業を実施するために、対象者を洗いだしたり、額を算出したり、通知書を発送したりするようなシステムが導入されるわけで、その度に誰かが儲かる仕組みになっていることである。

 

国の施策の傘の下で、どこかの誰かが常に儲かって、ほくそ笑んでいるのである。

それがまた票につながる。

 

こんなことを綿々とやり続けている国なのである。

 

まあ、いただけるものはいただいておくけれどね(笑)

 

 

 

 

 

さて、今聴いているアルバムは、スティーヴィー・ニックスの『STREET ANGEL』(1994年)である。

 



彼女の5作目のソロ・アルバムで、フリート・ウッドマックを脱退後に作成したものである。

 

かといって、それまでのアルバムとどう違うのかは、正直、わからない。

 

相変わらず、魅力的な「濁声」で妖艶さを醸しだしているし、その声で歌うビート感のあるロックもかっこいい。

 



バックには、トム・ペティ&ザ・ハート・ブレイカーズのマイク・キャンベル(ギター)とベンモント・テンチ(キーボード)が参加、他にもギターにワディ・ワクテル、バーニー・リードンなども名を連ねている。

 

タイトル曲の「Street Angel」では、デビット・クロスビーがバック・ボーカルで参加している。

 

ほぼほぼスティーヴィーの作か、マイク・キャンベルとの共作であるが、カバー曲ではボブ・ディランの「Just Like A Woman」を取り上げていて、ディラン本人もギターとハーモニカでサポートしている。