感覚と実際/LITTLE MILTON ③ | BGMと独り言

BGMと独り言

世の中がなんだか益々混沌としてきましたね。
好きな音楽を聴いていられるだけでも幸せなことかもしれません。

今日のあなたのBGMは何ですか?
私は今・・・

 

昨日は、月1回にほぼ定着したゴルフのラウンドだった。

 

時折、強い風は吹くものの、よく晴れたゴルフ日和のなか、気の置けない友人とのゴルフは楽しかった。

 



今回の出来は、いつもあまり良くないドライバーショットが、距離は出てないものの真っすぐ飛んでくれた。

アイアンショットも、練習場よりもきれいにヒットし、手ごたえも良かった。

 

なのに、あがってみるとスコアがまとまっていない。

 

振り返ってみれば、ミスショットも多かったのでスコアが悪いのはわかるが、こんなだったかな?と感じてしまう。

 

特にショート・ゲームでのミスだ。

トップしたりザックリやったり、バンカーからホームランしたり、グリーン周りを往ったり来たり、たまにパーオンしても3パットしたり、ここぞという短いパットが入らなかったり・・・。

 

ゴルフを始めた頃の初心者と同じレベルだ。

 

それでも、いつも悪かったドライバーがちゃんと当たるし、ユーティリティーもそこそこ飛んでいた。

アイアンの切れも悪くなかった。

 

そういうプラスの印象が、ミスショットのマイナスイメージを上回ったからなのか、感覚としてはそんなに悪くないのに実際のスコアはむしろいつもより悪い。


これも「ハロー効果」の一種かな?

逆のパターンもなくはない。

 

なぜか、そういう日があるんだよなと友人も共感してくれる。

 

ゴルフに関しては、何が悪いのか、どうすればいいのかがなんとなくわかってきた気もするし(いつも気がするだけ)、まだ伸び代はあると信じて今後も精進したい(笑)。

 

 

 

 

 

 

さて、今聴いているアルバムは、リトル・ミルトンの『Think Of Me』(2005年)である。

 



亡くなる3か月前にリリースしたアルバムである。


既に70歳だったので、さすがに往年の声量や声の伸びなどは衰えた感は否めないが、あいかわらず歌が上手い。

 

「ブルーズン・ソウル」というブルースとソウルを合わせたような独自のジャンルで人気を博したシンガーであり、ギタリストである。

 

ギターを抱えながら川面にたたずむジャケットが微笑ましく、その姿は、とても70歳には見えない。

 

12曲中、10曲が新曲で、ジョン・ティヴェンというソング・ライターとの共作である。

 

本作も、もろブルース調の曲もあって彼のギター・プレイも聴けるし、全体的に昔のメンフィス・ソウルを彷彿させるような楽曲群がとてもいい雰囲気だ。

 

何より、歌唱が素晴らしく、これが「遺作」と思うとひとしお沁みてくる。