自民党安倍派の裏金疑惑が毎日のように報道で取り上げられている。
安倍派所属の防衛副大臣がとうとう自白した。
それでも、「収支報告書に記載しなくてよい」とか「黙っていろ」とか指示が具体的に誰からあったのかは、一瞬、口籠った。
さすがに、それを暴露するのは差し障りがあるようだ。
一方、所属議員の中には、「俺たちだけが割を食うのはおかしい・・・」とか愚痴っている議員もいるらしい。
それって、「ぼくだけじゃないもん!」「みんなやってるもん!」と、自分の非を咎められた小学生が良く使う言い逃れに似ている。
こういう人たち、税金から歳費をもらっている方々は、ほんとに日本の未来や国民の生活を考えてくれてるんでしょうかね?
さて、今聴いているアルバムは、ガバメント・ミュールの『DOSE』(1998年)である。
ガバメント・ミュールは、ギタリストのウォーレン・ヘインズとベーシストのアレン・ウッディ(2000年没)、ドラムのマット・アプツにより結成された3ピースバンドであり、このブログで最初に取り上げた記念すべきバンドである。
ジャズやブルースの要素を取り入れながらも基本的にはヘビーでパワーのあるロック・バンドである。
ライブ・アルバムが多く、ライブではゲスト・ミュージシャンのサポートがあったり、アルバム丸ごとひとつのバンドのカヴァーをやったりと、いろいろと好きなことをやっている印象だ。
このアルバムは少ない?スタジオ・アルバムの中の1枚で、シンプルながら適度な緊張感と3人のパワーがぶつかり合って聴きごたえがある。
ウォーレン・ヘインズは、オールマン・ブラザーズ・バンドのメンバーでもあり、デレク・トラックスとともにデュアン・オールマンやディッキー・ベッツの抜けた穴を埋めてくれた実力者であったなと改めて感じる。