努力は報われないと思った方がいい。
報われると思ってやってはいけない。
こんなに頑張ったのにとか思うと、ろくなことにならない。
これは、好きなことをして、好きなように生きてきて、それでいて成功した人が言える言葉であろうと思った。
どうしても、見返りは求めてしまう。
「努力すれば、必ず報われる。」
ずっと、そう言われて生きてきたのだから。
そう言わなければ励ましようがない。
そう言ってもらわなければ、そう信じなければ、頑張りようがないからなのだろう。
やはり、努力しても報われないことはある。
すると、努力が足りないからだと言われる。
「コツコツやっていれば、いつか誰かが見ていてくれるよ。」
そうやって、やってきても、結局、誰も見ていてくれない。
それが、現実だ。
結局、努力は報われないと思った方がよいのか。
そもそも、報われるとか、報われないとか、
初めから、何かを期待するからいけないのだろう。
見返りを求めない、期待しない生き方
それが大切なのかもしれない。
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フリートウッド・マックはブルース・バンドだという先入観を持ちながら、初めて聞いたアルバムが『ファンタスティック・マック』だったため、なんだこれ?と正直途惑った。
もっともブルースを演っていたのは、ピーター・グリーンがいた初期の頃だけである。
デヴュー・アルバム『FLEETWOOD MAC』(1968年)をリリースした時期は、多くのロック・ミュージシャンがブルースに憧れ模索していた時期で、ピーター・グリーンもジョン・メイオール&ブルース・ブレイカーズで実績を積んだ後、彼を中心にブルース色の強いグループを結成した。
まだ、演奏も録音も荒削りであるが、当時のブルース・ブームの一端を垣間見ることができる。
その後のフリートウッド・マックも名前が同じだけで別なバンドだと思って聴けば、なかなかいい。
むしろ、クリスティン・マクヴィーやスティーヴィー・ニックス、リンジー・バッキンガムらの曲作りやヴォーカルがそれぞれ魅力的で、バラエティに富んだ素晴らしいポップス・ロックとして楽しむことができる。
それぞれの時期に中心となっていたメンバーが脱退しても、その後を上手に補強しながら、活動休止時期はあったものの、常に第一線で活動してきたバンドも少ないのではないだろうか。
グループ発足時のピーター・グリーンやジェレミー・スペンサー(いずれもギタリスト)が脱退すると、クリスティン・マクヴィー(キーボード)やボブ・ウェルチ(ギター)が加入。
ボブ・ウェルチや途中から加入していたダニー・カーワン(ギター)が脱退すると、スティーヴィー・ニックス(ボーカル)とリンジー・バッキンガム(ギター)が加入。
ここで、先に触れた『ファンタスティック・マック』がヒットし、次作の『噂』が大ヒットし、人気を不動のものとする。
その後も『タスク』『ミラージュ』『タンゴ・イン・ザ・ナイト』とヒット作をリリースしていく。
リンジー・バッキンガムが脱退すると、ビリー・バーネットとリック・ビトー(いずれもギター)が加入し、『ビハインド・マスク』をリリース。
その後は、『噂』のメンバーで再結成したり、また、抜けたり入ったりで現在も活動を続けているようだ。
グループ発足時から、ずっとグループを続けているのは、ミック・フリートウッド(ドラム)とジョン・マクヴィー(ベース)くらいだろうか。
ピーター・グリーンが在籍していた時期のライブ盤。ブルース弾きまくり!