世界卓球総括
世界卓球の総括ブログ期待してます♪
なんてメールが獅子奮迅のディレクターから来ていたのだが
こいつ本当にんなものに興味あるんか?
つか、どうせ誰も卓球になんか興味ないんやろ?
と、ちょっと自暴自棄になりつつも
他に書くことが無いので書いてみることにした。
だいぶ前から、卓球は中国の一人天下状態である。
んで、今大会は各国が対中国選手への対策を練って
中国包囲網が敷かれて来たなあ…。
なんてことには全くならず
シングルスで中国選手が中国選手同士以外の試合に負けたのは
結局、今回お情けで出場したマリンだけ。
世界選手権と言いながら
実は中国の国内大会の方がレベル高いんやないか?
つう有り様である。
今大会も、なんの波乱もなく順当に中国の世界ランク上位4人が準決勝に進み
準決勝、決勝は中国で勝手にやれば?
という感じ。
見てて面白いのは準々決勝までである。
つうのも中国のこの4人
相性がはっきりしていて、毎回結果が同じになる。
大会前の世界ランクでは
許>マロン>ジーコ>ワンハオ
の順番だが
マロンと許は生真面目過ぎるのか大舞台に弱い。
なので破天荒タイプのジーコとワンハオには勝てない。
なので、決勝は必ずジーコVSワンハオになる。
2010年のワールドカップから
今大会まで
全てのワールドカップ、オリンピック、世界卓球の決勝が
ジーコVSワンハオ
である。
んで、ワンハオがまだ皇帝と呼ばれていた2010年のワールドカップはワンハオが勝ったのだが
その翌年の世界卓球の決勝でジーコに負けて以来
ずっとジーコが優勝している。
しかも、ジーコVSワンハオ戦
やればやるほど内容がつまらなくなって来ている。
ワンハオは完全にジーコに苦手意識を持っているし
今後もワンハオがジーコに勝つ姿が想像出来ない。
すでに、誰が優勝するかじゃなく
ジーコが優勝した後にどんなパフォーマンスをやるか?
が注目されている。
つか、この中国の4人強すぎ。
中国盤石過ぎるやろう。
優勝するには少なくともこの4人のうち2人を倒さなければならない。
う~ん。
しばらく中国以外の優勝はないかな…。
ヨーロッパ勢にもっと頑張って欲しいが
もしボルが引退したら
メイスとオフチャぐらいしかめぼしいのはいない。
なので、打倒中国に一番近いのは丹羽とマツケンだと思う。
しかし、この2人
特に丹羽は体が小さい。
持ち前の高速卓球で前陣で主導権を握れればいいが
ちょっと下がったら
体のデカい選手には打ち勝てない。
しかも今大会で
丹羽とマツケンに勝ったマロンと許が
勝ったにもかかわらず
試合後、延々と監督から説教されていた。
おそらく、これからこの2人は中国から徹底的にマークされ研究されるだろうから
戦術を後2つ3つ足していかないと
次は勝つどころか
肉迫さえもさせて貰えないのではないだろうか?
しかし、丹羽とマツケンの台頭で
水谷の卓球がすっかり旧時代のような言われ方をされるようになったのが印象的だ。
ちょっと前までは天才的なボールタッチで
下がっても強い
下がったらダメだと指導し続けてきた日本の卓球を変えた
新時代の選手!
だったはずなのに
時代は
チキータに代表される
早い台上処理からの高速卓球
に移り変わってしまった。
水谷はチキータが出来ない上に高速卓球は無理である。
そして、同じフォームからいろんなサービスが出せるのが売りだったのに
完全に研究されて
サービスで優位に立てなくなった。
今じゃ
サービス権を持っている時でさえチキータでレシーブされて
優位に立てず
ずるずる下がって
ロビングで相手のミスを待つしか能がない卓球。
とまで言われる始末である。
しかし、
つい10年ぐらい前は
日本選手は
中国選手どころか
ヨーロッパ選手
韓国選手にすら勝てなかった。
しかし、対中国への最右翼と言われるとこまで日本卓球が復活したのは
天才水谷の登場からである。
福原愛のおかげでは決してない。
まだまだ若い水谷の復活に期待したいが
福原やカスミンのような
スポンサーがつく選手は良いが
結局、日本では高校、大学が主練習場である。
大学を出た水谷は今、毎日練習出来る環境すらない。
今の日本の状況では
丹羽もマツケンも伸び悩んでしまいそう。
つか、中国の一国独裁がこれ以上続いたら
卓球自体が廃れていっちゃいそうであるが…。
合掌