第七惑星の謎 1962年
第七惑星の謎(journey to the seventh planet)1962年
。
監督 シンディ・W・ピンク
太陽系第七惑星 天王星。
地球からめっちゃ離れたところにある三番目に大きな星です。
公転周期は84年。長いですなぁ。
ちなみに自転軸が黄道に対して90度ずれてるので、北極と南極では昼が42年続き、夜が42年続くのだとか。
できれば住みたくないものですが、今回はそんな太陽系第七惑星に捕まっちゃった男たちの冒険譚でございます。
冥王星から出ている怪しい放射線を調査するべく一機のロケットが地球を飛び立ちました。
乗組員は男5人というむさ苦しさ、船内では当然のごとく女の話で盛り上がります。
そんなサカリのついた乗組員どもに、堅物司令官のエリックは家族の写真を見せます。
「おまいら2chで頭が煮えたか?子供と嫁が一番にきまっとるだろう。」
こんなどうでもいい話を続けているうちに、船窓には冥王星が見えてきました。
ようやっと着いたか・・という感慨にふける間もなく、なんと惑星から怪光線が放たれロケットを直撃します。
船体にダメージはありませんでしたが、乗組員の頭の中に「お前らみんなを支配してやる」みたいなメッセージを刻んで消えていきました。
何だったんだ?あれは・・。
船内の時計では2時間が経過してましたが、置いてあったリンゴがしなびてたので実際にはもっと長い時間がたっていたようです。
でもここまできて帰るわけは行きませんな。
5人はこの事件を無かったことにして着陸態勢に入ります。
すると・・・氷だらけの不毛な惑星の景色が、だんだん緑豊かな森林地帯へと変化していくではありませんか。
5人はびっくり仰天、しかも一番びっくりしたのがスベンという若手の乗組員。
「ここ、僕が小さい頃遊んだ森ですわ!」
んなアホな。
しかしスベンは森の特徴を見事に言い当て、4人をびっくりさせます。
スベンは続けます。
「そんで、この森には僕の家があったんでつ。」
するとスベンの背後に彼の生家が現れ・・・
「そんで、カワイコちゃんがいたなぁ。イングリットって名前の。」
その傍らにイングリットというスベンの幼なじみ(でも成人)が現れちゃったではありませんか!
「どうやらここはあまりよろしくない場所のようだ。」
エリック司令官は全員にロケットに戻るよう指示しました。
ところがこれをきっかけに、ほかの乗組員の前にも昔好きだった女性たちが(男は哀れな生き物です)現れちゃったもんだから、野郎どもの股間が大変なことに・・。
「ダメだ!もっこりは許さんぞ!」
堅物のエリックのせいで据え膳くらった四人は、自分のロケットを抑えつつ母船に戻ったのでありました。
翌日このへんちくりんな森を調査すると、どうやらフォースフィールドで囲まれている事が判明しました。
そこでフィールドの向こう、酸素もないネイティブな冥王星にエリック率いる3人の精鋭で乗り込んでみる事にしたのであります。
するとそこは氷と岩だらけの不毛な世界。しかし程なく三人は岩の間に怪しげなブニュブニュを発見しました。
「何だこれは・・・とりあえず撃ってみよう。」
さすがアメリカ人です。なんのためらいもなくレーザー銃でブニュブニュを撃っちゃいました。
すると・・
お待たせしました。
これは3人の内の一人の恐怖が実在化した怪物です。
ちなみにこのシーン、レリー・ハウゼンのダイナモーションみたいな動きで見応えあります。
「こうなりゃ方法は一つだけだ!撃って撃って撃ちまくれ!」
三人の放ったレーザー光線が怪獣の目玉を直撃し、怪獣は眼がつぶれ大騒ぎ。
このすきに逃げ出した三人、フィールドの中へと無事戻ります。
ところが、なぜかそのままもう一度調査に向かうことにしちゃった懲りない三人、今度は巨大クモに襲われます。
さて、このクモの化け物もなんとか退治しましたが、エリックが負傷し意識を失います。
「こ、これはチャンスなのか?」
二人は顔を見合わせうなずくと、意識不明のエリックをスベンの生家に搬送し、そこで介抱する事にしました。
さぁ、うるさい男は気を失ったままです。乗組員たちにお待ちかねの時間がやってきました。
勿論そういうシーンはありませんが、他にやることもないし・・ねぇ
しかし楽しい時間はあっという間、残念ながら二日後エリックは目を覚ましました。
二日も寝ていた事を知らされた彼はびっくり仰天、なんとなく恨めしそうな表情の乗組員達にあわてて檄を飛ばします。
「アホかおまいら!冥王星には三日しか滞在できないのに何やってんだ!
あと一日で外の敵をやっつけないと、地球に帰れないんだぞ!」
なぜやっつけないと帰れないのか?素朴な疑問をよそに、エリックは秘密兵器の制作を部下に指示するのでしたが、果たして彼らの運命やいかに?
スタートレックによくありそうな話ですね。83点
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監督 シンディ・W・ピンク
太陽系第七惑星 天王星。
地球からめっちゃ離れたところにある三番目に大きな星です。
公転周期は84年。長いですなぁ。
ちなみに自転軸が黄道に対して90度ずれてるので、北極と南極では昼が42年続き、夜が42年続くのだとか。
できれば住みたくないものですが、今回はそんな太陽系第七惑星に捕まっちゃった男たちの冒険譚でございます。
冥王星から出ている怪しい放射線を調査するべく一機のロケットが地球を飛び立ちました。
乗組員は男5人というむさ苦しさ、船内では当然のごとく女の話で盛り上がります。
そんなサカリのついた乗組員どもに、堅物司令官のエリックは家族の写真を見せます。
「おまいら2chで頭が煮えたか?子供と嫁が一番にきまっとるだろう。」
こんなどうでもいい話を続けているうちに、船窓には冥王星が見えてきました。
ようやっと着いたか・・という感慨にふける間もなく、なんと惑星から怪光線が放たれロケットを直撃します。
船体にダメージはありませんでしたが、乗組員の頭の中に「お前らみんなを支配してやる」みたいなメッセージを刻んで消えていきました。
何だったんだ?あれは・・。
船内の時計では2時間が経過してましたが、置いてあったリンゴがしなびてたので実際にはもっと長い時間がたっていたようです。
でもここまできて帰るわけは行きませんな。
5人はこの事件を無かったことにして着陸態勢に入ります。
すると・・・氷だらけの不毛な惑星の景色が、だんだん緑豊かな森林地帯へと変化していくではありませんか。
5人はびっくり仰天、しかも一番びっくりしたのがスベンという若手の乗組員。
「ここ、僕が小さい頃遊んだ森ですわ!」
んなアホな。
しかしスベンは森の特徴を見事に言い当て、4人をびっくりさせます。
スベンは続けます。
「そんで、この森には僕の家があったんでつ。」
するとスベンの背後に彼の生家が現れ・・・
「そんで、カワイコちゃんがいたなぁ。イングリットって名前の。」
その傍らにイングリットというスベンの幼なじみ(でも成人)が現れちゃったではありませんか!
「どうやらここはあまりよろしくない場所のようだ。」
エリック司令官は全員にロケットに戻るよう指示しました。
ところがこれをきっかけに、ほかの乗組員の前にも昔好きだった女性たちが(男は哀れな生き物です)現れちゃったもんだから、野郎どもの股間が大変なことに・・。
「ダメだ!もっこりは許さんぞ!」
堅物のエリックのせいで据え膳くらった四人は、自分のロケットを抑えつつ母船に戻ったのでありました。
翌日このへんちくりんな森を調査すると、どうやらフォースフィールドで囲まれている事が判明しました。
そこでフィールドの向こう、酸素もないネイティブな冥王星にエリック率いる3人の精鋭で乗り込んでみる事にしたのであります。
するとそこは氷と岩だらけの不毛な世界。しかし程なく三人は岩の間に怪しげなブニュブニュを発見しました。
「何だこれは・・・とりあえず撃ってみよう。」
さすがアメリカ人です。なんのためらいもなくレーザー銃でブニュブニュを撃っちゃいました。
すると・・
お待たせしました。
これは3人の内の一人の恐怖が実在化した怪物です。
ちなみにこのシーン、レリー・ハウゼンのダイナモーションみたいな動きで見応えあります。
「こうなりゃ方法は一つだけだ!撃って撃って撃ちまくれ!」
三人の放ったレーザー光線が怪獣の目玉を直撃し、怪獣は眼がつぶれ大騒ぎ。
このすきに逃げ出した三人、フィールドの中へと無事戻ります。
ところが、なぜかそのままもう一度調査に向かうことにしちゃった懲りない三人、今度は巨大クモに襲われます。
さて、このクモの化け物もなんとか退治しましたが、エリックが負傷し意識を失います。
「こ、これはチャンスなのか?」
二人は顔を見合わせうなずくと、意識不明のエリックをスベンの生家に搬送し、そこで介抱する事にしました。
さぁ、うるさい男は気を失ったままです。乗組員たちにお待ちかねの時間がやってきました。
勿論そういうシーンはありませんが、他にやることもないし・・ねぇ
しかし楽しい時間はあっという間、残念ながら二日後エリックは目を覚ましました。
二日も寝ていた事を知らされた彼はびっくり仰天、なんとなく恨めしそうな表情の乗組員達にあわてて檄を飛ばします。
「アホかおまいら!冥王星には三日しか滞在できないのに何やってんだ!
あと一日で外の敵をやっつけないと、地球に帰れないんだぞ!」
なぜやっつけないと帰れないのか?素朴な疑問をよそに、エリックは秘密兵器の制作を部下に指示するのでしたが、果たして彼らの運命やいかに?
スタートレックによくありそうな話ですね。83点