今日は祝日ですが いつも通り7:00からの診療です

6:40 急患の電話で起こされ 3分ハブラシして

(雨が降っていたので 徒歩で)診療所へ

急患は息子に任せ これまた急患でやってきた

20年来の患者 石〇勝〇さん(1952年2月17日生)を診ることに

 

 

「おはようございます どうしました?」

「おはようございます 右下の歯肉が急に腫れちゃってねぇ…」

☟右下6番の銀歯の根元が腫れています

 (切開を入れてから撮ったので少々血が滲んでいます)

「なるほどぉ ここは歯周ポケットが少々深いからねぇ…」

「ハブラシが悪い?」

「うん 多少はそれもありますけど 歯周ポケットを浅くしてあげないと繰り返すんですよ

後日外科処置をしますけど 今日は腫れているところをチョットだけ切って 薬を入れてお終いです」

「あっ そう じゃあ すぐ終わるの?」

「うんうん すぐ終わります」

 

☟6歳臼歯は前後二股に分かれていますが

 分岐したところの骨が溶けているのがお分かりになるでしょう

6歳臼歯の(前根と後根との)分岐部のところの歯槽骨が(歯周病の為に)吸収しているのですが

骨の上を覆っている歯肉の位置はほとんど下がっていません それで歯周ポケットをつくっているんです

『後日行う歯周外科処置』というのは 前後の根の分岐部を歯肉縁上に出す処置でトンネリング(トンネルを作ること)と呼んでいます 6歳臼歯の周囲骨全体が溶けているわけではないので 悪いところを手当て(石〇さんの6歳臼歯の場合には)して ちゃんとメンテナンス出来ていれば 10年はおろかそれ以上の期間使えます

 

「はい 今日はこれでおしまいです ここは以前から気になっていたんですけど…先手を打たなかったのは こちらの責任です すいませんでした」

「いいよいいよ 29日メンテナンスで予約取ってるんだけど…」

「それじゃあ その時に外科処置しましょう 毛先を歯周ポケットに入れるようにしてハブラシして下さいね」

 

因みに 石〇さん のところは精肉店で

石〇さんは 職人気質の店主です

油に拘って揚げた揚げ物はとても美味いです

月に2~3度は スタッフの注文をとり 50枚くらい揚げてもらいます

”治療症例のブログ” なので 石〇さんのお店の住所を紹介できないのが残念です・・・