「サッカーと僕」 | 大羽伸幸オフィシャルブログ

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Dentistであり、統合失調症当事者でもある

皆様、ようこそ大羽伸幸の世界にお越しくださいました。

ここでは僕、大羽伸幸の考える世界観をお届けしたいと思います。

今回は「サッカーと僕」というテーマでお届けします。

 

 僕の実家は○○スタジアムの近くにある。(徒歩10分)姉が無類のサッカー好きで、あるサッカーチームのサポーターズクラブに入って、スタジアムで試合があるたびに行きびたりだ。
今年、中村俊輔という横浜F・マリノスから移籍してきた超大物がジュビロ磐田に入ってきた。今年は大いに期待している。

 僕は今時の小学生のように小学校からサッカーを始めたわけでもなく、中学のときは野球部と陸上部に所属していた。サッカーを始めたのは、高校2年の時からだ。始めはFWをやって右ウィングで快走をとばし、point-getterだった。大学に入ってからも右ウィングをやり、左ウィングに高校ユース代表候補のSBさんという人がいて、エースストライカーだった。

1試合平均3、4点はとる超大物だった。中盤(センターハーフ)にAさんという広島県高校選抜の超組み立てのうまい奴がいた。バックスにはF中学時代、右のサイドバックで全国優勝した経験のあるWさんがいた。ここまでくると、レベルの低い歯学部の間では断トツに強かった。でも、FWだった僕がキャプテンのYJさん(現口腔外科の教授)から、「お前は中学の時、野球をやっていたからGKをやってみないか」と言われた。初めは嫌だったが、大学1年のとき、即レギュラーに抜擢された。やっていくうちにだんだんその能力が開花し始めた。ゴール前に立ってると、だんだん試合の流れを読み始め、10分もしないうちに”今日はうちのチームの勝ちだなあ”と自分でも試合の流れを読めるほどに成長してきた。自分で言うのもなんだが、PK戦は全部止めてきた。サッカー部のみんなから愛され、“大羽なしではうちのチームは成り立たないな”などと言われるようになった。WBさんによれば、“神がかり的なゴールキーパーだなあ”と言われるまでになった。

 そんな僕がひょんなことから大学4年のとき、統合失調症にかかってしまった。体重も60㎏だった僕が1年で90㎏のお腹が出た。ただのおっさんに変わってしまった。今振り返ってみると大学時代のことを思い出すと涙が出てくる。僕はサッカーだけではなく、ラグビー、アメリカンフットボール、野球、水泳、相撲…スポーツなら全部好きだった。今回もバンタム級の世界選手権で、具志堅用高の持つ13回連続防衛に挑戦しているという山中慎介を見ていた。この分だと具志堅の防衛記録を超えること間違いなしだ。僕はサッカーサッカーと言われるが、スポーツ全部好きだ。今は虹の家に通う毎日だが、サッカーをやっていた頃のことを思い出すと泣けてくる。

 

 みなさん道はそれぞれ違うけど、頼むから“頑張ってください”と言いたい。
 人生そんな捨てたもんじゃないですよ!!

 皆様、ご鑑賞ありがとうございました。