天皇賞秋はエフフォーリアが勝利。
前半61.2のスローで上がり勝負の競馬。グランアレグリアが2番手、エフフォーリアがそれを見る形に、その後ろにコントレイルという人気馬の隊列。上がり勝負でディープ産駒二頭を相手に分が悪いかと見ていたエピファネイア産駒のエフフォーリアだったが2着には1馬身つけて勝利。これだけの上がり勝負での1馬身差は完勝といっていいだろう。次はJCか有馬か中山を苦にすることもないから両方ともに好勝負だろう。
2着コントレイルは-8㌔とかなりのレベルで仕上げて来ていたが勝ち馬には完敗。対エフフォーリアに関しては次走以降逆転するのは難しいように感じる。
3着グランアレグリアは正攻法の競馬。2000は守備範囲ではあるがベストではない印象。間隔は詰まるが次走はマイルCSがいいだろう。今なら間隔が詰まってもなんとかなるはず。
4着以降はかなりのレベルの差はありそう。カレンブーケドールは上がり勝負では分が悪いし休み明けはあまりよくないタイプ。次走一変を期待しても。

スワンSはダノンファンタジーが勝利。
得意な舞台で相手関係を見ると勝って当然だったか。G1では足らない印象があるがはたして。
2着サウンドキアラは春は精彩を欠いていたが持ち直してきた。今後もメンバー次第。
3着ホウオウアマゾンは+22。逃げて粘り込みと展開利はあったが次走への上積みが期待できる身体つきだった。
4着ルークズネストはやや位置どりが後ろだった分届かずという感じ。

アルテミスSはサークルオブライフが勝利。
前後半47.2-46.8の先行有利な展開を後ろから最速の上がり33.5の脚で差しきった勝ち馬は高い評価でいいだろう。
2着は新馬で新潟2歳S勝ちの2着だったベルクレスタ。先行して流れに乗って勝ちパターンの競馬だったが相手が強すぎた印象。
3着シゲルイワイザケも先行粘り込み。
4着シンシアウイッシュ、5着フォラブリューテは、よく伸びてはいたが展開が向かず。展開が向けば巻き返しても。
シンティレーションは先行したが6着。東京向きの馬ではなさそう。未勝利勝ちの時計は速くコーナー4つのコースなら巻き返しても。