「やり残したことがなくなったと言って卒業されたOGの方は凄くて、私の場合、そこを目途(めど)にするのは難しいと思っていて、そこだと、いくつになっても卒業できないだろうと思います。日々活動していく中での楽しみも多く、あれやこれやとやりたいことは増えていく一方だから、結局どこかで区切りをつけるのかなあって思っています」

 

モーニング娘。の20周年記念本(ワニブックス)のインタビューで、そんなふうに語ったメンバーさんが、卒業を発表されました。

飯窪さんがモーニング娘。に入ったのは、彼女が高校生のころ。

高校生活も残り1年弱というタイミング、オーディションの受験資格ギリギリ(当時)ということもあって、

「進路希望の用紙に『モーニング娘。』と書けるのが嬉しい」

と喜ぶ笑顔を、昨日のことのように覚えています。

 

歌もダンスも未経験。

でも9期10期では最年長で、同期には小学生もいる。

まとめ役を期待されつつ、パフォーマンス面では学ぶことも多いという環境は大変で、苦労されたと思います。飯窪さんだからこそ、ここまで頑張ることができたのではないでしょうか?

(モーニング娘。ファンは、もっと彼女に感謝したほうがいいです)

 

飯窪さんのここ1年ほどの活動や、ブログの内容を見てきた方にとって、今回の卒業発表は「驚き」よりも「ついに来てしまったか」という感覚ではなかったかと想像します。

長年、ラジオで明石家さんまさんのアシスタントをつとめて信頼もされ、プライベートでは多くの著名人と交流がある。ファッションや流行に敏感で、漫画やアニメも大好き。

たくさんの人に愛され、話題も豊富な飯窪さんですから、卒業後も大丈夫だろうという安心感があるのは確かです。

しかし、それでも、アルバム「⑮Thank you,Too」に収録されている楽曲「Style of my love」を聴くと、モーニング娘。の飯窪春菜をもう少し見ていたいという感情がわいてしまいます。

 

「今後の道をはっきりと見つけられて、自信がついたら卒業となるのかもしれません。活動を通して少しずつ夢はできているので、それがもっと膨らんだ時に決心したいと思います」

 

モーニング娘。は夢で、次の夢をくれたのもモーニング娘。と語る飯窪さん。夢をもって、自信をもって旅立とうとしているアイドルの未来に幸あれと願います。