さてこれまで3台のPCを比べてみたことで、どんな要素がPCの音質にどう関係するか大分分かってきました。

 

          旧機       新機         新々機

CPU       Athlon II X4  第4世代Core i5  第8世代Core i5

コア数      4         4           6

ベンチマーク  約3000    7000弱      12000弱

メモリー     2GB       4GB        8GB

 

以前行ったメモリーやコア数をmsconfigで制限する実験を、今回も行ってみました。するとやはりCPUの性能を下げると情感が低下し、メモリーを制限すると音質が全く悪くなります。つまり上記のCPUとメモリーの組み合わせが、それぞれ丁度いいバランスになっているようです。

ここから予想されるのは、メモリー1GB当たり1500程度のベンチマークのCPUが良いということです。

メモリーが増えると、空間表現力が上がる代わりに情感表現力が下がります。またCPUの性能が上がると情感表現力が上がりますが、メモリーに対して過剰だと音質が悪くなります。このバランスが取れると、良い音が出るのだと思われます。そしてバランスが取れていれば、性能が上がるほど、情感表現力と空間表現力が共に上がっていくことになります。

 

さてこの考えが正しければ、ベンチマーク24000程度のCPUにメモリー16GBなら、さらにすばらしい音ということになります。

この要件を満たしそうなPCを価格コムで探すと、10コアのものが30万円位でありますが、このクラスではSSDが強制選択でメモリーも2枚になっており、音質悪化の懸念があります。なので現時点で普通に買える物の中では、今回の新々機は最も音が良さそうです。

何年かして今回の新々機が不調になった頃に、条件を満たすような機種が手ごろな価格で出ていれば、その時はまた検討してみます。しかし今すでに十分すぎるほど十分と感じているので、別にこれ以上高性能なものは必要ないと思っています。(まあ前もそう思っていたのですが。)

 

 

前回の購入で分かったウィルス対策ソフトが音質に影響することについては、今回McAfeeの試用版が入っていたので、これと聴き比べてみました。するとノートンとの違いは感じられなかったので、有料のウィルス対策ソフトであればどこでも大差無いと思われます。恐らく独自のファイアウォールがあることが重要ということでしょう。

 

それから今回PCにはフェライトコアを付けずに聴いてみたら良かったのですが、一通り聴いた後でフェライトコアを付けて聴き比べてみたら、付けない方が良い音でした。これは法則がまだ分からず、PCに付けるかどうかは聴き比べて判断した方が良いようです。

 

またメーカーの違いもあまり関係ないようです。ケースの大きさは、大きくて悪いことは無いようですが、良いかどうかは分かりません。

 

さて音質は性能が上がるごとに良くなるのは分かりましたが、再生中にCPU使用率を見てみると、ほとんどCPUの能力は使われていません。すると音質が向上したのは、CPUの演算能力を使うことによるのではなく、CPUに余裕があって静かにしているからだと思われます。

そうするとi7などハイパースレッディングのCPUは、音楽的にどうなのでしょう。確かにベンチマーク上の性能は上がっているものの、これは1つのコアを二重にこき使うことで性能を上げているだけなので、CPUの余裕が増えるわけではありません。

そうするとi7にしたとしても、i5より音質が向上することはないと予想されます。まあわざわざ意味がないと予想されるものにお金を注ぎ込むのは無駄なので、将来的にも私がこれを検証することはないと思います。