3/4(土) 【電験3種カウントダウン】
※下期試験日は3月26日(日)です。
本日は
公式ストックボックスを
お届けします。
今回は、理論科目より
直流及び交流ブリッジ回路で
平衡条件が成り立つ場合の
公式です。
では、早速どうぞ
公式ストックボックス123〜124
123. 直流ブリッジの平衡条件
図の直流のブリッジ回路において、R1、R2、R3、R4の4つの抵抗[Ω]と検流計Gが接続されている。検流計に流れる電流が0[A]となる平衡状態にある場合の、この直流ブリッジの平衡条件は次式で表される。
ブリッジ回路の代表例としてホイートストンブリッジがあり、未知抵抗の値を測定する場合に用いられる。4つの抵抗のうち1つが未知抵抗、2つが既知抵抗、1つが可変抵抗で構成され、この可変抵抗の抵抗値を変えて検流計の振れをゼロにし未知抵抗を求める。
124. 交流ブリッジの平衡条件
図の交流のブリッジ回路において、Z1、Z2、Z3、Z4の4つのインピーダンス[Ω]と検出器Dが接続されている。検出器に流れる電流が0[A]となる平衡状態にある場合の、この交流ブリッジの平衡条件は次式で表される。
交流ブリッジの平衡条件も直流ブリッジと似ているが、交流ブリッジでは平衡条件としてインピーダンスの実部と虚部それぞれが等しくなる必要がある。
・左辺の実部 = 右辺の実部
・左辺の虚部 = 右辺の虚部
交流ブリッジの代表例
インダクタンス測定用:マクスウェルブリッジ、ヘイブリッジなど
静電容量測定用:シェーリングブリッジ、ウィーンブリッジなど
過去分のFormulaはこちらから
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