過去問音読を録音して活用する(前編)
【過去問音読録音のご提案】
今回は、過去問音読を録音していってみませんか、というご提案のお話です。
なんで録音まで?
なぜ、わざわざ過去問音読を録音までするの?と思われるかもしれません。
その大きな理由の一つとして、
電験3種の過去問内容を「頭の中でイメージできるようになる練習をするため(録音はその準備のため)」ということになります。これは過去問音読同様、試験対策の一環になります。
過去問音読はスキマ時間に行える対策のひとつとして、まとまった時間を取れない忙しい方には試していただきたい方法と思っておりますが、音読にはいくつかの制約や難しさなどがあるのも事実です。
例えば、家ではできても仕事の昼休みなどでは声を出せる環境にないためできない、声を出せても自分の耳で聞けるほどの声が出せないとか、毎回どうしても読み間違ってしまう、などです。
読み間違いについては、読み続けていると次第に間違いは減ってくるものと思いますが、それでも読むことに集中できるかどうかなどによってそれも変わってきますし、また環境に関してはなかなか変え難いこともあるかもしれません。
そのような時に、この録音することには利点があると思うのです。
(これまでは読み慣れることを第一としていたためこのタイミングでのご提案となります)
録音することの利点
ここでいうところの録音とは、ボイスレコーダーやスマホなどに気軽に録音するというものです。
とは言っても、いざ録音しようとすると気付くことですが、少し緊張してすぐ読み間違ってしまうということがあります。
ここに、録音の1つ目の利点があると思っています。それは、まず録音すること自体の利点になりますが、間違わずに読むことに意識を向けることで、読み間違えないようになっていくということです。
これまで新聞を読み流すように気楽に読むことをお勧めしており、これは今後も変わりませんが、慣れてきたところで少し難易度の高いあるいは少し面倒な録音を意識的にすることで、これまでよりも細かなところに注意がいくようになるかと思います。
一方、録音したものについてはさらに別の大きな利点があります。それが最初に述べました頭の中でイメージできるようになる練習をするために活用できるというものです。そして、これは音読しにくい環境でも、イヤホンなどで聴くことにより活用することができます。これについては少し長くなるため後編でお伝えいたします。
ではここで、録音のお勧めの方法をご提案したいと思います。
録音のお勧めの方法
録音に際しては、
まず過去問を1年分用意します。
そして、問題の若い方から順番に1問ずつ別々に録音してゆきます。
このときタイトルがつけられる場合にはつけていっていただけたらと思います。
そしてその後、他の年度も同様に続けます。
なお、タイトルの付け方は次のように簡易的なものがいいかと思います。
<タイトルの付け方例>
▶︎「2019年度 理論 問1」⇒「19理1」等
録音は、ボイスレコーダーやスマホ等で行い、必要に応じてパソコンなどに取り込んで編集できたら活用の幅が広がりますので、お勧めです。
録音の声は、専門用語を強調してメリハリを持たせ、また、声がこもらないように気をつけます。
さらに、文の区切りを間違わないように注意することで、聞くときに意味が取りやすくなります。
いろいろ細かくなってしまいましたが、最初に工夫をしておくことで、後で使いやすいものになるかと思います。
最後に、この録音は毎日の過去問音読とは別で行って行くのがいいと思っています。
と言いますのは、これは集中的に行った方が無駄が少なく、短期間で準備できると思うからです。
まとまった時間の取れる時に、ぜひ一度試してみていただけると幸いです。
この録音のさらに具体的な行い方や使い方については、後編でお伝えする予定です。
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本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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<次回は?>(上記後編の前に)
【「公式を自分で集める」】
電験3種の計算問題を解く際に、自分で集めた公式は道具になってくれます。でも、公式と聞いてあまり良いイメージが持てないという方もいらっしゃるかと思います。どう捉えるといいのでしょうか。
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記事とは関係がありませんが、、
【身近で見れますシリーズ1】
単相変圧器の異容量 V‐V 結線
(単相と三相が使用できます)