それを三國志でやった的な、そんなノリのように思う。
展開としては、三國志を扱う教授(西田敏行)が、講義のように話を展開して物語が進んでくという具合。
学習できる映画ってところだろうか。実際、いろいろくだけた所もあるが、要所要所はしっかり押さえられており、三國志を知らない人でも見やすい作りになってると思う。
福田監督節といえるグダグダさ、緩さ具合が良い味出してて、気持ちをゆるーくして見れた。
それでも三國志。戦に生きる男達の物語。引き締めるときはきちんと引き締めてくれるので、終始グダグダで終わらせない。
ただ、この新解釈に関しては好き嫌い分かれるかもしれない。人によっては「ふざけすぎ!」と取られかねないから、ガチの歴史マニアにはオススメしづらいかも(笑)
三國志初心者はここから始めても良いと思う。