内定もらったところに行くか、別の好条件のところを探すか。
やはり気持ちが固まらない。
優柔不断と言えばそれまでだと思ってる。
連日うんうん唸っては答えが出ないままなのだから。
なので
明日会社に直接、現場について聞いてみることにした。
事前に「直接お話を聞きたい」とメール送信したけど、内心心臓がバクバク鳴っている。
まあでも、最終的に選ぶのは自分だし、会社も会社で強制はできないし、来てほしいと本気で思ってるなら対応せざるを得ないはず。
話を直接聞ければ「これだ!」と決断できるだろう。少なくとも、この迷いを打ち消す要因にはなり得るはずだ。
…気持ちの準備と聞きたいことのまとめ、しておこう。
何にせよ、明日から本腰入れて転職活動を再開しよう。お正月休みはおしまいである。
そもそも、何で俺は転職を決意したのだろうか。一応書いてみる。
シフト制は確かに良い。
平日休みってのは色々便利だ。友達の公演にも足を運びやすいし、映画も平日料金というお得がある。
よく「友達と休みが合わない」というデメリットをネットで見るが、一緒に遊ぶ友達がいないので無問題(それはそれでどうなんだ?)。
という感じで、入社したての頃は土日休みがなかなか取れないことへの文句はなかった。
土日休みに焦がれるようになったのはいつからだろうか。
やはりライブとかイベント事ってのは、土日開催になりやすい。まあ当然ではあるが。
なので、3ヶ月前から予定していたアニメライブのチケットを紙くずにされたなんて話に直面することになった。
まあ俺自身、土日休み希望をよく通してもらえてたことを当たり前に思っていたのかもしれない。
だが、そうやって自分を殺し続け、頑張ってきた結果が
「お前はこの10年、何やってたんだ?」
である。
…
……
とどめ刺されましたわ。
そういった土日休み通してもらった恩に報いるための頑張りは、結局屁のつっぱりにもならなかった。
まあ10年経っても成果がでなけりゃそれまでってことだ。
何やるにしてもまず10年やってみろって言われてるみたいだし。
…書いてたら辛気臭くなってきた。
無論、俺の努力が足りなかったってのもあると思う。
努力のベクトルを間違えていたという反省もあるだろう。
だが、これからは、自分を殺していくという展開はなくしていきたい。
自分を偽るって、ナイフの刃を握るような痛みがあるから。