Boyz Talk Ⅳ~導かれしクズ達 | 松本電電丸の劇場

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まあ気ままに書いてます。
アニメやゲームネタ結構ぶっ込むかも。

5日の休みを利用し、18時の回『Boyz Talk Ⅳ~導かれしクズ達』を見る。


<あらすじ>

前回Boyz Talk Ⅲ~そしてインチキヘ~においてインチキを旗印にオシャレに立ち向かい反逆の狼煙を上げた星子大輔率いる劇団卑屈の一同。それから幾年かが過ぎた。・・・独りになった。

それでも新しい「魔王」には新しい「冒険の仲間」が集まる。どこからともなくそれぞれ背負った人生の「章」を経て。

何かと表現の自由が取り沙汰される昨今だからこそ、あえて叫ぼう。本当の「敵」は誰なのか。立ち向かい逆らい噛みつく相手はどこなのか。

自称・関東一のインチキ劇団YAX直線が送り込む自称問題作!「演劇界は‘戦後’を終わらせろ!」
熱く!ウザク!しつこく!今時流行らない方法で!叫びで!「自主規制」なんかするか!「約束」なんか守るか!

Boyz Talk シリーズ‘完結編’!BoyZ talk Ⅳ~導かれしクズ達
ご気分の優れない方はご遠慮ください!どんと・みす・いっと!

といったもの。


演劇が「ダメ人間の最後の砦」という形で使われている。


実際、演劇の入り口は広い。運動障害を持っていようが読字障害(ディスレクシア)を持っていようが、ただ「生きている」だけでいい。先の例に挙げた障害を持った人間にも成功者がいる。前者は『ハリー・ポッター』シリーズで有名なダニエル・ラドクリフ氏。後者は『ミッション・インポッシブル』シリーズで有名なトム・クルーズ氏が挙げられる。


今回のストーリーでは、ネトゲ中毒者が劇団『卑屈』で再起を図るまでが描かれている。ネトゲにおいては「神」と称されるものの、現実世界においてはまったくそれらのスキルが無意味になってしまっており、ゲームと現実の乖離で苦しむことになる。


一方で星子はメンバー集めから再スタート。どこかで見た顔も再び集結し、決意新たに舞台で思いの丈を叫ぼうと決意を新たにする。


もう芝居がしたくなる!


芝居やってる人間が、これを見て胸を熱くしないでいられようか!?


もうそんな気持ちだった。


駆け出したくなる。

叫びたくなる。

思いの丈を、誰かに届けたくなる。


その思いの丈が何であろうと、言葉にならなくとも、叫ばずにいられない。


どこまでも一直線で、けれど道の整った一直線じゃない。


オフロードの道を、泥だらけになろうが車体が浮こうがお構いなしにエンジン全開でストレートに行く。


だからYAX直線は美しい。そう思う。


ちなみにこの日、ヒトリシバイナイトで何度か共演してきたteru荒井さんとバッタリ会う。


どうやらYAX直線を気に入っていただけたようで何よりだった。自分の好きなものを相手に理解していただけるのは、本当に嬉しい。いつもヒトリシバイナイトで弄ってくれてありがとうございますm(__)m


この公演にはこの曲がよく似合う。興味あったら探してみて下され。


Girls Dead Monster

2ndシングル『Thousand Enemies』c/w『Highest Life』