その目は乾いていて まるで泥を見つめるように
その声は鋭く まるで鋭利な刀のように
汚す汚される 染まる染め上げられる
滴り落ちるは僕の血と涙
響くは侮蔑と嘲笑の声
湧き上がるは絶望と憤怒
傷つけたくないのに傷つけられたくないのに
あなたは何も分かっていない
あなたは何も分かろうとしない
あなたはあなたの中でしか生きなくて
僕の深淵など知ろうともしなかったんだね
僕も同じようにしてやろうか
あなたのように血と涙を流させ
甘い蜜をすするように あなたのそれらを啜り笑おうか
血と涙を流しつくした僕は
渇いた悪魔と堕ちよう
そして乾いた目と鋭い声で
僕の痛みを分け与えよう
誰も何も知ろうとしないならば
あなたに伝えよう
僕はあなたをなぞってあなたを知っていくのだから