松本電電丸の説教(台本) | 松本電電丸の劇場

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元ヲタク役者、松本電電丸のブログです。
まあ気ままに書いてます。
アニメやゲームネタ結構ぶっ込むかも。

「親は子に命を授け、子に生を授け、子の生を看取ってこの世を去る…。親がそんな使命を背負っているからこそ、子が親より先に死ぬ事はもっとも親不孝な事になるのだろう…と俺は思う。」


「俺は、とある友人から相談を持ちかけられた」


「僕は今、亡くなった親友の息子の親代わりになっている。けど僕は不安だ。血のつながりがあるわけじゃない僕が、あの子の父親になれるだろうか?不安でしょうがないんだ…」


「俺はこう答えた。」


「あのなあ、血のつながりがそんなに大事か?ニュースを見てごらんよ。実の親子なのに親が子を殺したり、子が親を殺したりと、痛ましい事件ばかりだ。まあ血の繋がった家族すべてがそうじゃないが、血の繋がりがあったって、互いに分かりあえなきゃ赤の他人同士にも劣る関係になるってコトだ。少なくとも今の君は一生懸命、その子に歩み寄ろうとしている。その時点で君は立派な父親だ。」


「親ってのはさ、命を子供に授けるだけじゃないんだ。子供に自分の生き様を伝え、道の歩き方を示してやる。それが親のなすべきこと。それができりゃあ子供はいざ自分の足で人生を歩くとき、迷わず前へ進めるもんさ。自転車乗る訓練の時に親が後ろを押さえるのと同じだよ。もし本気で君がその子の父親になりたいなら、その亡くなった本当の父親ができなかったことをしてやりなさい。それが生き様を示すこと。その生き様は子供が未来へ進む糧となるんだ。」


「その子は幸せだ。命をくれた父親と、生を示す父親…2人も父親がいるんだからさ。胸を張りな。変に着飾らなくて良い。ありのままの自分を見せてやんなよ。それが生き様を示すことになるんだから」


終演


…何だか本当に説教臭くなったなあ…。まあポンポン言葉が浮かんできたのを書きなぐった作品ですが、やってみたい方いたらメール下さい。細かい修正OK。



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創作意欲も出てきたことだし、宣伝するよ!!!

「ヒトリシバイナイト55」
企画:Three Tree
制作:R-plan


日時:2011年9月6日(火)7日(水)

19:00開演
※開場は開演の30分前になります。

場所:渋谷TAKE OFF 7
(渋谷駅ハチ公口から徒歩5分、ブックオフ隣)


住所:東京都渋谷区宇田川町32-12 アソルティ渋谷B1F

チケット:前売2000円、当日2500円
(いずれもドリンク代込)

ヒトリであるなら何でもアリ!様々な一人芝居役者達が集うオムニバスイベント!
ヒトリだからこそ創り出せる非日常の空間をご堪能あれ!
おかげさまで開催13周年を突破しました。記念すべき55回目には何かが起こる!?

松本電電丸は両日出演予定です。チケット予約はメッセージにて承ります。
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