人間、占いに頼り出したら終わりである、人生とは先の見えないゲームであり常に期待と不安のミルフィーユ状態である、特に僕のような不安神経症の方は将来の展望を明るく見られないので占いに頼りがちだ、良いことを言われたら素直に嬉しいし、悪いことを言われたら「占いなんか当たるはずがない」と逆ギレのように開き直る、昨夜、暇を持て余していたので無料の占いサイトで自分を占ってみたら、褒め殺しのような謳い文句が列挙されていて子供の様にはしゃいでしまった、「なんだよ僕、絶好調じゃないか~」と頬を染めてご機嫌の夕刻を迎えた、「なんか肌寒いな…」あの猛暑が嘘のように裏返り一気に秋が深まった、温かいシャワーでも浴びようと浴室に入りお湯を出した、「・・・・」お湯が出ない、このタイミングで給湯器が故障、三連休で明日まで復旧できない、「このどこが絶好調やねん」冷水を浴びながらガタガタ震えて体を洗った。