日本ではたまにしかみかけない1ダースという単位の記事が出ていました。
12個の集まりを1ダースといいますが、ヨーロッパで使われている単位だそうです。
10ずつのほうが数えやすそうなのに、12のほうがいい理由は何かあるのでしょうか?

お菓子を箱に入れて販売することになりました。さて、あなたなら1箱に何個入れて販売しますか?
5個入りとか、10個入りがきりがいいような気がしますが。。。
購入する人の立場で考えてみましょう。

2人で食べようと思って購入する人だったら、2人で分けられる、2、4、6、・・・
3人で食べようと思って購入する人だったら、3人で分けられる、3、6、9、・・・
4人で食べようと思って購入する人だったら、4人で分けられる、4、8、12、・・・
5人で食べようと思って購入する人だったら、5人で分けられる、5、10、15、・・・
6人で食べようと思って購入する人だったら、6人で分けられる、6、12、18、・・・

10個入りだったら2人や5人できれいに分けることができます。
12個入りだったら2人、3人、4人、6人などできれいに分けることができます。

お菓子を入れる箱の大きさは、箱の中でどう並べるかで決まります。
10個の並べ方は1列×10列、2列×5列の2通り。
12個の並べ方は1列×12列、2列×6列、3列×4列の3通り。
これを2枚重ねで並べるときは
10個の場合、1列×5列の1通り。
12個の場合、1列×6列、2列×3列の2通り。

12のほうがいろんな場面で便利ということがわかりますね。
ところで、12よりももっと便利な数はないのでしょうか?

・・・ありそうですね。でもちょっと多すぎか。