仕事をしていると実に様々な失敗をします。

 

人間は間違える生き物なので失敗を無くすことはできませんが、それを糧にさらにレベルを上げる人と、いつまでも失敗を引きずって縮こまる・堕落する人がいます。

 

どうせ失敗するならそこから学んで人生を良くしたい。

 

今回は、特に仕事の場面での「失敗」をテーマに、そこから学べる人と学べない人の違いを考えてみたいと思います。

 

 

失敗から学べる人と学べない人の違い

 

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目次

 

Ⅰ失敗から学べない人

 1.感情的な人

   2.ゴシップが好きな人

 3.羞恥心と自尊心が強い人

 4.体型がだらしない人

 5.素直じゃない人

 

Ⅱ失敗から学べる人

 1.感情と論理を分離できる人

   2.健全な自責思考の人

   3.良い意味で周りの目を気にしない人

 4.リフレーミングができる人

 

Ⅲどうやったら失敗から学べる人になるのか

 

まとめ:人は必ず失敗する

 

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  O-DAN free photo(vivisorg - Pixabay)

 

 

 

失敗から学べない人

 

1.感情的な人

失敗をして必要以上に悲しんだり、逆に怒って周りに当たり散らしたりたりする人がいます。

とにかく周囲に気を使わせる。

こういう人は失敗から学ぼうという気がありません。

失敗から学ぼうとせず、それを利用して周囲からの「同情」と「なぐさめ(承認)」を求めているだけです。

 

 

2.ゴシップが好きな人

芸能人の不倫がどうたら、というゴシップもそうですが、身の回りにいる人のうわさ話が好きな人のことです。

特にネガティブな噂話が好きな人は、自分が失敗したとしても誰かのせい、もしくは環境のせいにします。

 

 

3.羞恥心と自尊心が強い人

いわゆる「プライドが高い人」です。

こういう人が失敗した場合、恥ずかしさと自尊心の崩壊への恐れから、やはり自分外の何かに失敗の原因を求めます。

 

 

4.体型がだらしない人

賛否両論あるかもしれませんが、僕が今まで見てきた中での、今のところの結論です。

まず太っている人ですが、失敗と向き合うストレス耐性がない、と考えられます。

多分ストレスのはけ口として甘いものやジャンクフードを夜な夜な食べているんでしょう。

※スラムダンクの安西先生は除外します。

 

また、ガリガリな人には感情的な人が多いです。

これは他でもない僕がそうでした。

僕は失敗すると必要以上に悲しみ・絶望感情が出てしまっていたタイプで、「もう人生終わりだ」とすぐに考えていました。

とことん失敗と向き合わずに済みますからね。

 

 

5.素直じゃない人

人の助言を素直に聞けない人です。

3の「羞恥心と自尊心が高い人」に関連します。

自分以外の人間はくだらない、とどこかで考えています。

当然、何か失敗して指摘を受けたとしても、直接的、または心の中で反発して終わります。

 

 

ちなみに、上記は全て2年前くらいの僕に当てはまります(( ノД`)シクシク…

 

 

 

 

失敗から学べる人

 

1.感情と論理を分離できる人

失敗して落ち込むのは人間として当然です。

ですが、そこから学んでレベルを上げる人は感情を切り離します。

「失敗をしてつらい。つらいけど起きてしまったからしょうがない。何が悪かったのか考えよう」

と、つらい感情をいったん切り離して、失敗を分析できる人はそこから学ぶことができます。

 

 

2.健全な自責思考の人

人生で起こる原因と結果は、自分の思考と行動から起こったものであると考えられている人です。

当然、自分が失敗したとしても、その原因が自分にあると捉え、そこから学ぶことができます。

ここで注意しなければならないのは、いわゆる「自責の念にかられて」超悲しんだり、超落ち込んだりして「死にたい」となるのは違う、ということです。

健全な自責思考とは、『自分の人生は自分でコントロールできる』という思考のことです。

超悲しんで「もう死にたい」となるのは、そもそも自分自身をコントロールできていない状態なので、健全な自責思考とは言えません。

 

 

3.良い意味で周りの目を気にしない人

失敗したときに、その責任が自分にある、と認めるのはプライドが傷つく行為です。

周囲からも「あの人あんなミスしたんだ」と嘲笑されることもあります。

そこから学んでレベルを上げたいのであれば、周囲からの嘲笑や好奇の目をきにしないで「自分に責任がある」と言える人にならないといけません。

例)スラムダンクの湘北vs海南戦で、桜木が最後にパスミスをして負けたあと、「負けたのは俺のせーだ」と言って坊主にした。

 

 

4.リフレーミングができる人

『私は実験において失敗など一度たりともしていない。これでは電球は光らないという発見を、いままでに20,000回してきたのだ』エジソン

https://studyhacker.net/learn-from-mistake

電球が光らない、という現象に対して、失敗したととらえるか、光らない方法を発見したととらえるか、視点が違うだけということ。

おそらくエジソンだって多少なりとも落ち込んだはずですが、失敗と向き合ってものすごい成果を出すには、なかば強引なポジティブ変換も必要です。

 

 

 

どうやったら失敗から学べる人になれるのか?

 

とにかくストレス耐性をつけることです。

「失敗から学べる人」の項で挙げた4つのことは、どれも相当なストレスが自分自身にかかります。

 

言い訳したい気持ちをぐっとこらえて自分の非を認める。

周囲から嘲笑されているのに気づいても、いつもと変わらず平然と過ごす。

他の誰かがやらかしたのが主な原因だったとしても、それを責めない。

 

どれもこれも、ストレス耐性がないとできないことです。

ではストレス耐性をどうやって身に着けるかと言うと、

 

① ちゃんとした食事

② 適度な運動(筋トレ推奨)

③ 良い睡眠

④ 良い習慣(ジャーナル、散歩、読書 etc)

 

となります。

これらのものを徐々に整えていって、少しずつ自制心が身に付き、自分の「心のキャパ」が大きくなっていきます。

 

 

 

 

人は必ず失敗する

 

人生でなにかしらやらかした経験がない人なんて存在しません。

いるとすれば、エジソンのように、失敗に対する解釈として「これは失敗ではない」とリフレーミングする力がある、ということでしょう。

そもそも、何もやらかしたことが無い人の話を聞いても、面白くもなんともない。

ただ、だからと言って「どうせ失敗するんだから適当でいいや」というマインドを持ってしまうと、レベルアップどころか転落していきます。

 

真剣にやって失敗した。

つらい。

でも耐えて次につなげる。

 

このプロセスにこそ価値があります。

というわけで、今日もシカトされながらストリートナンパしてきます!

 

 

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