障害発生の状況にもよりますが ファイルの内部構造や一部が破損していてデータとしてソフトから開かない、使えないことがしばしば発生します。
軽微な破損であれば ファイルとして修復する事ができる場合もありますがその場合でもここに作業しなければならないため結構な手間(コスト)が発生します。
また 全くファイルとして復元できないこともあります。
というよりこちらのほうが多いでしょう。

おくやま電脳工房では最終的な復旧作業開始前に復旧可能ファイルリストをお出ししています。
「このHDD(メモリ)を最終的に復旧するとこれらのファイルが復旧可能です。」
というリストです。

ただこのファイルのリストのすべてが使用できる状態かと言うと 必ずしもそうではありません。
データ復旧できていても ファイル自体が破損していて使えないケースがあります。
状況に合わせて
「8~9割程度のファイルは使用できるものと思います。」
というような注釈をつけています。

また どうしても必要なファイル(このファイルがなければ復旧する意味がない)が有る場合 指定いただいて 当方で検証しております。
(一般的なファイルの場合のみ)

ご指定いただいたファイルが開かなければ(使えなければ)復旧不能として作業費用は頂いておりません。

<壊れやすいファイル>
私どもの今までの経験からすると pdfファイルが影響をうけやすいように思います。
また 動画ファイルのように大容量のものはとうぜんその一部に破損の影響を受けやすくなります。
またエクセルのファイルは一部のデータ(テキストや数字)は生きていてもセルの位置や計算式が壊れて全く意味を成さないこともあります。
過去に1件だけ 「このような状態で復旧できません。」
 とお伝えしたところ
「そのテキストの部分だけでも良いから復旧してほしい。」
というご要望があり 手作業で テキストだけ抜き出したことがあります。
まあ 極めて稀な 壊れ方と復旧のご要望が一致したケースです。

「復旧できたがファイルが壊れていて結果としてデータが使えない。」
というのは 普通にあることです。

ここで ふと思ったんですが
「復旧可能 90数%」などと謳っている データ復旧業者は使えないファイルを復旧しても復旧成功の中に入れているのでしょうか?