2018年1月23日(水)
先週、豊川稲荷から帰ってきて、朝一番の名古屋市美術館で「シャガール展 三次元の世界」を見ました。
二次元と三次元は、私の去年からのテーマなので、気になっていたのです。
画家というのは、二次元と三次元について、思いを巡らさざるを得ない職業なんでしょうね。
シャガールの作品から感じたこともいろいろありますが、それは置いといて。
今日、散歩をしてるときに、シャガールのこととか、豊川稲荷のこととか、いろいろ思い出してるうちに、「6」についてひらめきがあったので、それを書いておこうと思います。
先週、豊川稲荷に行く途中の電車の中で、iPhoneの「メモ」アプリにスケッチ機能があることに初めて気づき(今頃何言ってるんでしょうね)、チメチメと書いたのがこれ↓。
3次元であるはずの正六面体を2次元に落とし込んだ図。サイコロの形です。
青い線がズレててすいません。
2次元で、この図の輪郭だけなぞると、正六角形(亀甲)。
2次元で、赤と青の三角だけ見ると、六芒星(ダビデの紋章)。
3次元で、黒い線をなぞると、正六面体(サイコロ)。
3次元で、赤の三角錐と青の三角錐を見ると、星型二重正四面体(マカバ)。
正六面体、深いなぁ。と、「6」について考えていたら。
「世界は6でできている」と頭に浮かびました。
何のことかと思ったら、「カバラの真義」で読んだ神聖4文字(テトラグラマトン)にまつわることでした。
「神は6方向に向かってこの語を各回異なるアクセントで発生して宇宙の境界を設けた」
「神が6方向、東西南北上下を向いて、この文字を異なる順列で6回唱え、空間の限界と6方向と三次元宇宙を創った」
私たちの世界は、6方向を封じて創造された。
そこでまた、「六は八にフタをした世界」と浮かびました。
これは、どの本か忘れたけれど、漢数字の「六」は「八」に鍋冠をしたものだというのを読んだことがあります。
八は8ですから、無限大∞。
無限大8の宇宙の、6方向に境界を設けたのが、私たちの三次元世界。
「6」は、私たちの世界を表す数字なのかな。
正六面体が5行で土(地球)を表すのはそういう意味なのかもしれません。
そして、この正六面体(サイコロ)がマカバを三次元に落とし込んだものならば、サイコロ(マカバ)が振動してるのが宇宙なのだから。
「神はサイコロを振らない」どころか、「神はサイコロを振りまくってる」ことになりますね(笑)。
っていうお話。
塔の上の不思議な立体。エッシャー、ただの騙し絵作家じゃありません。
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