符号選択躊躇の少なさ 森田章三〜谷田達彌 モリタ式速記 | 個人用途の新速記法 EPSEMS(エプセムズ)

個人用途の新速記法 EPSEMS(エプセムズ)

 草書派理論(CURSIVE THEORY)に基づく
  日英両言語対応の手書き速記法

モリタ式速記=衆議院森田案
森田章三 1930年代
後世への紹介導入→谷田達彌 速記の習い方 金園社

私見:この方式の美点

・田鎖系折衷派である
・初歩から最終形優先
・略符号量の程良さ
・符号想起の容易さ
・符号選択躊躇の少なさ
・基礎符号レベルでの書写性能の高さ
  等々


創案者の森田章三先生にあっても、「速記の習い方」を著わされた谷田達彌先生にあっても、さまざまな意味での割り切りの良さのようなものを私はそこかしこに感じる。

モリタ式が大きな土台となって開発を試みた田鎖系折衷派方式(私案)にはまだまだ貧弱な面を感じることも少なくなく、モリタ式の割り切りの良さから学ぶものが実に多い。


 #モリタ式速記








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