あけましておめでとうございます。 | 京都サブかる紀行 - KC

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広いと見せかけて小さくまとまっている京都を舞台に東へ西へ南へ。あんまり北は行かないかな。
そんな感じでうろちょろしながら京都検定や雑学についてただただひとりごとをいうブログです。


あけましておめでとうございます!

昨日は節分。二十四節季における大寒の最終日!
本日2月4日からは立春。春の始まりでございます。

この立春を年が改まる日、いわゆる新年と捉え、その前日の節分を大晦日とすることで、
年越しそばを食べるという風習が残っているところがちょいちょいあります。
(※ 一般家庭に残っているかは知らない。)

私も今年は節分を堪能しようということで、以下の寺社を梯子してまいりました。



① 神泉苑
境内にある料亭・平八の大根炊きが食べられるということで訪ねる。
あいにく到着30分前ほどに完売したらしく無念な結果に。

② 壬生寺
壬生狂言を見ようにもあまりにも多すぎる人に断念。
節分の時期のみに配布される限定朱印をゲットして次へ。

③ 五条天神宮
壬生寺の賑いから具合から一転、人っ子ひとりいない境内。
特にイベントもなさそうだったので、目的の日本最古の宝船図をゲットして次へ。

④ 六波羅蜜寺
六斎念仏を中心とした追儺式を鑑賞。そこそこの人の量で少々見づらかった。
追儺式の前後に福豆撒きが行われ、運良く豆が飛んできたのでゲットする。

⑤ ゑびす神社
次の目的地へのルート上にあったので立ち寄る。
2~3人ほど観光目的で来たのであろう人が見えた。
夕方に行われる福豆撒きの際には盛り上がるのだろうか。

⑥ 仲源寺(目疾地蔵)
同じく目的地へのルート上にあったので立ち寄る。
2月末まで開運厄除けだるまが授与されるそうだが、目的地ではないのでスルー。

⑦ 八坂神社
福引付きの福豆をゲットし、当たるわけないと自分に言い聞かせつつ、
“もしかしたら”という淡い期待を抱きながら福引きを引く。
願いが神に通じたのか景品をゲットする。(※注 缶コーヒー : はずれクジなし)

⑧ 須賀神社
現代でいうところの“ラブレター”にあたるとされる「懸想文(けそうぶみ)」をゲットすべく訪れる。
覆面で顔を隠し、烏帽子をかぶった懸想文売りが尻目に巫女さんから授与してもらう。イイネ!
ついでにこの日限定の和菓子である須賀多餅を購入。福豆茶をサービスでもらう。

⑨ 聖護院
目と鼻の先に聖護院があったので立ち寄る。
主だった催しは終わっていたが、本殿を無料で拝観できるということで昇殿。
たまたま修験者の方の法話を聞くことができてラッキー。法螺貝体験もできます。

⑩ 熊野神社
これまた近くにあったので立ち寄ることに。
特筆すべきことはないが、“節分そば”なるものがあったので食べてみた。
節分だからといって味に特別感もなく普通のおいしいそばでした。

⑪ 吉田神社
納められた古札をダイナミックに燃やす火炉祭が23時から行われるということで訪れる。
ところが、今年から環境問題に配慮してダイナミックに燃やすことはないそうで。
宮司さんがちょろちょろっと忌火を燃やして終了。一同総ズッコケ。



前日にも吉田神社に年越しそば食べに行き、大元宮を見にいったので、
今年の節分は、全11カ所。述べ12カ所を訪れました。

いろいろな縁起物や節分限定品を授与してもらい倒したので、
お財布の中の立春はまた随分と遠退いちゃった感じがします。。。

さて、そんなことはさておき、
今年は京都市の南の方(※ 但し、京都駅より北)を中心に巡りました。

あちらこちらで節分祭が行われていることは知っていましたが、
実際に訪れてみると各地で随分と色合いが違う節分が行われているんだな、と。

ただ単に豆をまいて終わりだと思っていた節分も、今年はとても満喫できました。
節分って楽しいもんですね。

来年は、京都市の北の方(※ 但し、北大路通より南)の寺社を目指したいですね。
加えて、今年は予約するのをすっかり忘れていた
柏屋光貞の節分限定菓子・法螺貝餅を食べてみたいものですね。



それではみなさま、あけましておめでとうございます!(2回目)

【補足】
写真をアップロードするのがすこぶる面倒くさかったので、掲載していませんが、
大した写真ではないですが要望があるようでしたら掲載いたします。

最後に。
2015年の旧暦の正月、いわゆる旧正月は2月19日です。

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