台風19号、20号が日本を縦断する8月後半。「秋模様」から「残暑」に逆戻りし、どこからともなく「早く涼しくなってほしいという願いとため息」が伺えます。

 

さて、本日は私ムラマツから皆さんへ御報告を致します。

先刻7月31日まで協力参加店と共に行っておりました「岡山デニム工場2社復興支援企画」について、皆様からお預かりしておりました復興支援金を8月21日に現地2工場様へ直接お届けしたと共に、現状をも確認致して参りました。

 

 

1.      坂本デニム株式会社 様

 

 

 

 

 

主に、デニム製品のための染色「ロープ染色」を行う国内数少ない工場です。

我々のデニム製品はもとより、アメカジデニム製品を多く手掛ける「染色工場」なだけに今回の被災に大変心配になりました。

しかし、7月21日に伺った際には「皆様に迷惑をお掛けしている。一刻も早く納期を戻します!」という意気込みが社全体に感じられました。

 

 

 

 

 

また、起きてしまった災害に対する防衛策も既に実行されており、この「坂本デニム」という企業力の強さが印象的です。

現在は稼働率70%まで回復され、全社員協力の下24時間交代制で進めているとのことでした。

 

 



とても忙しい復旧中のなか本当に快く迎えて頂いてありがとう御座いました。

 

※特殊技術を多く有するため、写真撮影は行っておりません。

 

 

 

 

2. 備中染工株式会社 様

 

 

 

 

主に、織り上がった生地を最終仕上げ「洗い・乾燥・防縮・セット・起毛など」を行うデニム及びインディゴ生地を扱える数少ない「仕上げ工場」です。

そもそも多くの方が御存知無いのですが、布帛・ニットなどの生地は織機で織り上がった後に「洗い・乾燥・セット(生地幅を統一)」を行います。

仕上げをすることで生地は適切に扱える素材となります(仕上げが無いと生地幅バラバラ、10%以上の縮率(縮み)、生地表情もシワだらけなど)。

 

 

 

 

事務所は机の天板ギリギリの70㎝ほどまで床上浸水されたようで、書類関係をはじめ、出荷を待つばかりだった生地原反、そして重要設備である仕上げ機までが浸水し、現在は復旧し活動を始めているものの70%程の稼働率という事でした。

 

 

 

 

 

 

以前のブログにも記述致しましたが、製造工場側は「どのような製品になっているのか?どんな店で販売されているのか?誰が購入してくれているのか?それはどう購入者に思われているのか?」を知る術はほとんどありません。

 

今回このような事情ではありますが、多くの方の支援に「頑張ろうという気持ちになる、やる気を貰えた」と少なからずの情報・接点があることを喜んでいられたように感じます。

 

金額や情報・イメージに頼った価値感だけでなく、当たり前に在るモノの「本当の価値」を知って頂く、もしくは伝えることが我々製造メーカーの立場だとも痛感した日でも御座いました。

 

本当に多くの方の御支援に感謝致します。

ありがとう御座いました!

 

 

株式会社デラックスウエア

 代表取締役 村松 隼人