岡本太郎の「明日の神話」を見てきた。

明日の神話


     圧巻。

年甲斐もなく割とキャッキャ言いながら、日テレプラザに向かったのだが、
この40年近く前に描かれた、全長30mにも及ぶ大作の正面にまわった時、得も言われぬものが込み上げてきて、暑さで吹き出す汗とともにハンカチがおろせなかった。

TAROパワーが溢れ返って。


幼少のみぎり、大阪万博が開催された吹田市に住んでいたせいか、物心つく前からインプットされていた岡本太郎。

「太陽の塔」は万博開催時は、胴のあたりに屋根がついていた。
塔の目に男が上って…って事件があった記憶もおぼろげに覚えていて、当時、下から見上げて、「あそこかぁ~」なんてちょっと羨ましかったり。

確か小学校の写生会も万博だった。
最近、ミニチュアフィギュアなどで発売されていたり、ポストカードなど印刷物になっていたりする「太陽の塔」グッズを見て、ふと思ったんだけど、そういえばむかーーーしことあるごとに描いた!! 描いた!! 懐かしい。

初めての中学生の時の初デートも万博だった(笑)。その初々しいデートの様子も「太陽の塔」に見守られていたわけで…そう、吹田のティーンエイジャーたちはいつも「太陽の塔」の元、青春を過ごしていたはずだ。

上京してすぐに就職した会社は、渋谷の宮下公園のあたりだったのだが、ここからちょっと上がったところに「こどもの城」という大型総合児童センターがある。自転車でよくお使いに行っていたこともあり、私の20代は「太陽の塔」に変わって「こどもの樹」というモニュメントに見守られていたらしい。

ここ数年、いろいろと困惑することや迷いがあったりして、混沌としていたり…という中、今回「明日の神話」の前に立って、そんな忘れていた記憶がどっと吹き出してきたり、、言葉にならない何かを示唆されたような気になったのかもしれない。これからの余生は「明日の神話」に見守られて送ることを勝手に決めましたよ、アタイは(^^;;)。

そんな感傷的なことはともかく、とにかく、スゴいから、関東近郊在住の方はぜひぜひご覧になって頂きたい~!! パネルになってる太郎さんはもちろん、敏子さんのステキな笑顔がお出迎えしてくれます。

幸いなことに最近は文庫で出ているものもたくさんあることですし、これを機会にどうしようかなぁ~と長年保留にしていた岡本太郎モノの書籍に手を出すことを本日決意いたしました(笑)。


岡本 敏子
芸術は爆発だ!―岡本太郎痛快語録



岡本 敏子
岡本太郎が、いる




岡本 敏子
太郎さんとカラス