以前から行きたいと思っていた明石市の住吉神社に行ってきました。
大阪の住吉大社は今では海から離れてしまっていますが、明石の住吉神社は海のすぐそば。
これぞ住吉さんといった感じがします。
海に一番近い鳥居は貞享四年と書いてあるので江戸時代、五代将軍綱吉の頃。
松尾芭蕉や井原西鶴の時代ですね。
山門も立派でした。
さらに境内を進むと能舞台と本殿が見えてきます。
この神社は紫陽花でも有名で、神社横から入ると紫陽花の中を通り抜けて境内に入ります。
今年は花が少なめだったそうですが…
海からの鳥居も撮りたくて、砂浜へ降りて突堤を歩いて海側へ行きました。
思いの外水が澄んでいて魚(多分ボラ)が泳いでいるのも見えました。
この神社は源氏物語にも出てきていて、明石の君の父親である明石の入道が住吉の神様を大変信仰していたのですよね。
すぐ近くに淡路島も見えるのですが、平安時代にもこの神社から淡路島を眺めていたのかなとか、平安時代の京都からみると明石とはどのようなイメージだったのだろうかと色々思いを馳せながら境内を散策しました。
最寄駅である山陽電鉄魚住駅の地下通路にはこんなペイントが施されていました。
海のすぐそばの駅ならではのアイデアですね。
歩いていて楽しかったです。