ジャズに中華１２４ｃｃのエンジンを載せようかなと思いましたが、カウンターシャフト問題がめんどくさくて保留です
だって、エンジン二機を全部分解してニコイチで組み立てなんだもん
クッソめんどくさいし、何より勿体無い
とりあえず、腰下がめんどくさくないボアアップにしようと思いました
そういえば、皆さんはシリンダーヘッドを組むとき、トルクレンチは使ってますか？
いや…まぁ
トルクレンチなくても
せめてヘッドのナットは均等に締めてますか？
オクで格安で買ってきたエンジン
それを見てみると
シリンダーヘッドのナットには袋ナットではなくフツーのナットか３つ付いていました…
久方ぶりに嫌な予感がします
な、何なんだこれは！？何なんだ！！
均等にナットを締めてませんよ？
まぁ本当の素人（工具の足りない人）が適当に組んでいるのは分かりますね…嫌だ…ものすごく凄く嫌な予感がする
そもそもシリンダーヘッドを均等に締めなければピストンが斜めに動きます
『ピストンが削れますよね？特に熱で広がるスカート部が削れるじゃん』『コンロッドも負荷掛かりますよね？ベアリングやばいんでないの？』『カムチェーン周りも引っかかるよね』『イロイロヤバイ』心の声が半端ない
壊れます…いやカブの場合は動くは動くけど調子が悪くなるんです
イロイロと引っかかってるので、吹け上がりが微妙だったり、信号待ちでエンジンが止まったりするんだよ…
んで腰上を開けて見ると…ピストンに筋が入ってますね
『こうなるの当たり前だろっ！！』って感じです
更に、この方はベースガスケットをケチったのか圧縮を上げるためなのか？
液体ガスケットのみを塗りたくって終わり
『いやそういうことする前にきちんとやることがあるだろう？』久し振りに心の中でのツッコミが半端ないです
このエンジン…怪しい
とりあえず、ここまで傷が入ってるピストンなんですが使ってみます
組み付ける前に一応、鏡面仕上げ用のアルミポリッシュで、ものすごーく軽く磨いてツルツルにはしましたが…
磨く＝削ることなので微妙な判断だ
吉と出るのか？
ヘッドのＩＮ側のインマニの穴はリューターで１６パイに拡大しときました
本当は前回の人の部品の組み付け方が信用できないのですが…
ヘッドガスケットを交換したくないのでそのまま行きます
そういえば、ビームーンファクトリーってまだあるんでしょうか？
あまり聞かなくなりましたね
ＥＸ側は大丈夫みたいですが…
フツーはこの腰上は破棄ですよね…何度も言いますが私もアホです
ヘッドは均等に締めて…マジ
マフラーもきちんとつけてマジ
適当だと腰上が歪むねん
それだけでアイドリングは安定するしフケも良くなるの！
本当に安く簡単に出来るライトボアアップしたエンジンは、ろくなもんがない気がしますわぁ
とりあえず、ピストンが５０パイなので８１ｃｃだね
適当にバラします
こっちもヘッドガスケットを交換するのが嫌なのでここを外してヘッドごと交換します…
実はジャズのヘッドは、つけられるカムがあんまりないので使わないよと思ってましたが…これ１２Ｖヘッドに組み直してあるみたいです…嬉しい誤算ですが使わないでしょう
取れました
取り付けるその前に
いつか使おうと思っていたカブ９０のカム入れます
当然５０ｃｃのものよりも、かなりハイカムです
このカムは、ベアリングがガリついているので本当は要交換な気がしますが
手持ちがないので、ベアリングをパーツクリーナーを吹いて掃除してガリガリがなくなるまで動かしてからチェーンルブを軽く軽く吹いてごまかしました
程度にもよるけど結構イケるんだ
本当は交換した方がずっといいけど…
元々のエンジンは部品どりされまくりで、マジでロクなもんじゃないので、これ以上は…なぁ…
カムを変えたので、ロッカーアームのクリアランスを０．０５のゲージしかないので０．０５ミリで合わせて
とりあえず、キャブレタをセッティングしていないけど、エンジン始動確認までしました
かなり不安定な気がしますし音がヤバイ
ダメかもしれません
とりあえず…ここまで…
暑い…マジで疲れた…
熱中症になりかけてるぅ