マイルチャンピオンシップ | でりの気まぐれ日記

マイルチャンピオンシップ

マイルチャンピオンシップ
その名の通り、1600メートルのレースである
1マイルというと、通称「マイラー」が得意とするレース
でも、この1マイルというのが面白い
スプリンターにとっては、少し長い…
中距離型にはちょっと短い…
格言通りに、マイルはマイラーを狙え でよいのか…


春のマイラー決定戦の安田記念と同じく予想のしにくいレースであろう


また、京都競馬場には色々な定説や格言がある。
淀の坂は、ゆっくりと登り、ゆっくりと降りる とか…
京都芝外回り、コース変わりは内枠狙いが鉄則 とか…


記憶に残っているマイルチャンピオンシップがある
第6回マイルチャンピオンシップである
中段に位置する南井騎乗のオグリキャップ
それをぴったりとマークする、武豊騎乗のバンブメモリー
3コーナーで、前へ出ようとするオグリキャップ
しかし、4コーナーで前の馬がもたもたしていた
この隙に、バンブメモリーが前に出る
流石っ!天才武豊っ! 絶妙のタイミング
来れて決まったかと思った残り1ハロン
オグリがとんでもない足色で指して来る
ハナ差でオグリの勝利
この後の南井騎手と、武豊騎手のコメントがすべてを物語っていた
武豊騎手は…「オグリキャップには、どうしたら勝てるのかわからない」
南井騎手は、勝利騎手インタビューで
「なんて偉い馬なんだろうと思うと、どうしようもなく泣けてきた」
と、号泣している
南井騎手を「ファィター」と称号されるときがあるが
南井騎手を育てたのは、タマモクロスであり、オグリキャップでだったと思える
後に、南井騎手はナリタブライアンと出会い三冠馬の騎手となるのである