貞子vs伽椰子
くどいようですが、このブログではもう口説きネタはやりません。あくまでGoogleさんに忘れられないための定期投稿です。
呑み屋やスナックでの話題のネタ作りのためによく映画やDVDを観る。というわけで『貞子vs伽椰子』を観ました。
以下、ネタばれします。
ざっとあらすじ
その映像を見ると貞子から電話がかかってきて2日後に必ず死んでしまうという「呪いの動画」を見てしまった女子大生の有里。そして、入ったら行方不明になるという「呪いの家」に足を踏み入れてしまった女子高生の鈴香。共に呪いをかけられた2人を救うために立ち上がった霊媒師の経蔵は、貞子と伽椰子を戦わせるという秘策に打って出る。
プロデューサー『リングの貞子と呪怨の伽椰子を一緒に出したいんだけど撮ってくれる?』 という罰ゲームみたいな依頼に対して苦笑いしか浮かばない映画監督がほとんどだと思うが、 『面白そうですねぇ、やりましょう!』と快諾するであろう男がいた。白石晃士である。
さて、どんなぶっ飛んだ話にするかと思ったけど、意外と普通。
貞子に呪われた少女と呪怨のあの家に入っちゃった少女の二人がいる。この二人の呪いを同時に解決しなければいけない霊媒師。
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貞子に呪われた少女が呪怨のあの家に行く+呪怨のあの家に入っちゃった少女があの家で呪いのビデオを見る。
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相反する二つの呪いが出来てしまったので、さて貞子と伽椰子はどうする?
という呪いの解決方法である。どうしたんだ?白石晃士!すっげー普通だぞ!
ところが、そう簡単に呪いは解決できず、少女を犠牲にして貞子と伽椰子を同時に井戸に封印しようとして失敗。 結果、貞子と伽椰子が合体したバケモノが出来てしまい全滅!というオチです。 なんだか想定内すぎて面白くないんだけど・・・白石晃士っぽくないんですよね。 さすがに、もはやしゃぶりつくした題材だけに、全然怖くはないです。 ただ、こんな無茶ぶりに対して、結構なクオリティを保っているのは確か。お笑いにならずにすんだのも監督の技量といえるでしょう。