ゴーン・ガール | キャバクラ嬢を口説く為の500の方法 すすきの恋愛論

ゴーン・ガール

呑み屋やスナックでの話題のネタ作りのためによく映画やDVDを観る。というわけで映画『ゴーン・ガール』を見ました。

去年、自分の中では「インターステラー」に次ぐ大ヒット映画です。

以下、ちょっとだけネタばれします。



[あらすじ]
ニック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)は誰もがうらやむ夫婦のはずだったが、結婚5周年の記念日に突然エイミーが行方をくらましてしまう。警察に嫌疑を掛けられ、日々続報を流すため取材を続けるメディアによって、ニックが話す幸せに満ちあふれた結婚生活にほころびが生じていく。うそをつき理解不能な行動を続けるニックに、次第に世間はエイミー殺害疑惑の目を向け……。

ちなみに最初このタイトルはおかしいと思ってました。だってエイミーは「ガール」って年じゃない。「ゴーン・ウーマン」ならわかりますけどね。「ゴーン・ガール」は、「少女ではなくなった」というもう一つの意味があるんですね。

映画の前半でニックとエイミーの出会いから結婚までが描かれているんですが、最初はニューヨークで雑誌編集者として華やかな生活をおくっていたわけです。お互い「こんなに趣味の会う人はいない」「運命の人に出会えた」と思い結婚するわけですが、ここから二人に色々な現実が降りかかります。リーマンショックの影響による出版不況で職を失う→ニックの母が末期ガンになり故郷であるミズーリ州に引っ越すことに→エイミー名義でBARを購入しニックとニックの妹で経営→都会産まれのエイミーは田舎に馴染めない→ニックが大学で非常勤講師として知り合った教え子と不倫しているのにエイミーが気づく。

次第に夫婦の関係が行き詰っていくわけです。

つまり、結婚とは「少女ではなくなった」女性とどう折り合いをつけていくか?ということなのです。

これは結婚=幸福であると考えていた夫に対する女の復讐劇なのだ。
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評価

by G-Tools , 2015/05/12