フランス料理の歴史 ジャン・ピエール・プーラン&エドモン・ネランク | 内なる石のひびきに、熱き心がやどる

フランス料理の歴史 ジャン・ピエール・プーラン&エドモン・ネランク

久々に面白い本でした。

「プロのための」と書いてありますから私には過ぎた本でしたが、意外に素人の私にも分かりやすい内容でした。


内なる石のひびきに、熱き心がやどる-フランス料理


フランス料理・・・世界で最も優雅で最も高価で最も美味しいもの、というイメージが私にはあります。

実際、誕生日や結婚記念日などフランス料理を食べに行く機会が多いのも事実です。


でも今や世界で最も予約が取れないのはエル・ブリ(もう閉店していますが)だったりフレンチの揺ぎ無かったトップの地位は脅かされています。


伝統的なバターとソースのカロリーだらけのフレンチの伝統は今や軽くて美味しいものが持て囃されています。


それはそれで構いません。でもそこからの進化が止まってしまっているのではないか、というのがこの本の訴えのようです。


私は今でも伝統的な濃厚でカロリーも高いフランス料理が大好きです。


特別な日に食べに行くわけですからどっしりと食べ応えのある料理が食べたいものです。



かつて政治ですら料理人が動かしていたと言っても良いフランスという国の料理を作り上げてきた偉大なシェフたちを歴史を追って読んでみるのも勉強になります。



ハンバーガーやケチャップが世界中で食べられるこの時代にゆっくりと食事をする人間はどんどん減っているでしょう。


でも時にはお金と時間をかけてゆっくりと食というものを味わってみることも必要ではないでしょうか。



私はフランス料理というものをそれほど知っているわけではありません。でもゆっくりと時間をかけ、その時間を楽しむ贅沢は知っているつもりです。


この本を読んでからテーブルに向かえばまた楽しみは増えるというものです。


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