皆さん、こんにちは。
先日、「藤堂高虎の子孫です」と自己紹介するベンチャー経営者に会いました。
藤堂高虎は、戦国武将で、三重の津城や京都の亀山城などを創りました。
築城の名人と言われています。
その戦国武将を先祖に持つというその若者は、
ベンチャー企業を立ち上げ、エネルギーに満ちていました。
藤堂高虎の子孫は、たくさんいるだろうと思います。
しかし、それが自分の先祖だと堂々と言える人は少ないのです。
反対に、自分の両親を否定し、先祖を意識しない人たちはたくさんいます。
戦前は「家」という考え方がありましたが、いまはそれも消えかかっています。
自分の祖父母が何をしていたかを知らない人も稀ではありません。
たかだか数十年に過ぎない自分の過去だけで勝負している人には、
過去の統合のパワーはありません。
日本で一番権威のある人は誰でしょうか。
125代続く家系であり、万世一系と言われる天皇家です。
歌舞伎役者も襲名があります。たとえば9代目松本幸四郎。
肉体である自分の力だけではなく、
名前を襲名することで代々の人たちを統合することになり、
個人では得られない磁力を持つのです。
今のエネルギーは、過去を自分の人生に統合する度合に比例します。
さらには、自分の未来を創ることで、今の人生を統合することができます。
自分の過去と過去をどれくらい含め統合できるかで、
いまのパワーの大きさが違うのです。
あなたは、自分のルーツを知っていますか?
そして、受け入れて、人生の統合をしていますか?