ずっと一緒に過ごしたいと思うペット。
家のようなデグーなどの小動物(うさぎ、モルモット)が高齢になった時、何に気をつけたらいいのでしょうか?
年齢と共に身体機能が低下しやすいため、健康管理や生活環境の調整が重要です。
どんな事に注意したらいいのかまとめてみました。

1健康チェック 
→定期的な獣医の受診
  年を重ねると病気のリスクが増えるため、定期的な健康診断が重要。
特に歯、爪、皮膚、毛並み、目の状態を注意深く観察する事が大切。

 →体重の管理 
高齢になると体重が減少する場合があるので、定期的に体重を測定し、急激な変化がないか確認する。

2 食事の改善 
→栄養バランス
消化機能が低下するため、消化しやすく、栄養バランスの取れた餌を選ぶようにする。
特に高繊維質の食事が重要。

 →水分補給
水分摂取量を確認し、十分な水を常に提供する。
脱水は高齢動物にとって特に危険!!

3 環境の調整 
 →温度管理 
高齢になると寒さや暑さに敏感になることがあるので、快適な温度を保つことが重要。
 
→ケージの安全性
 関節や骨が弱くなるため、段差の少ない、または段差のない環境を作る。
滑りやすい場所や高いところから落ちるリスクを避けるようにする。

 →静かで落ち着いた環境を作る
高齢になるとストレスに対する耐性が低くなるため、静かで落ち着いた場所にケージを置くように心がける。
※家の場合は、デグーは基本、昼行性なので寝る時には、ケージ全体に毛布をかけて暗く視界も遮断しリラックスさせるようにしています。

4 運動と活動
→無理のない運動
 高齢になると活動量が減少するが、軽い運動を維持することは健康に良い影響を与えるので、無理のない範囲で遊ばせるようにする。

→刺激を提供
 適度な刺激を与えることで、精神的な健康を保つことができる。
おもちゃや軽い遊びを取り入れると良い。
5 行動の観察
 →異常な行動や症状
食欲不振、運動量の減少、毛並みの変化、呼吸の異常など、普段と違う様子が見られたら早めに対応することが大切。

 →行動の変化に敏感に対応する
高齢になると、今までと同じような行動ができなくなることもあるので、新しい行動パターンを理解し、必要に応じて生活環境を調整する。

6 愛情とケア 
→スキンシップ
 高齢になるとよりスキンシップをする(優しく触れたり、話しかける)事で安心感を与える。

 →精神的なサポート
高齢の小動物にとっては精神的なサポートも重要。
彼らがリラックスできるように、穏やかな時間を過ごさせてあげることが大切。

小動物に限らないとは思いますが、高齢の動物をケアする際には、健康管理や環境の工夫、そして日々のスキンシップを通じて、できる限り快適な生活を送らせることが大切だと思います。