昨日は、感情のスケール、感情の感じ方について、太陽意識と月意識の観点で話をしました↓


今日は主に、「引き寄せの法則」で出てくる話あるあるを、

太陽意識と月意識の観点で、再解釈していきます。

 

太陽意識(太陽意識+全惑星意識+反転の月)

=自身の資質を意識して開発し、それを使って輝いて生きる。

 

月意識

=月のサインの資質が自分であり、自分の強みであると捉え、

実際は(7歳)レベルの、月並みな自分を、「素晴らしい自分」であるとする、

そんな幻影に囚われて生きる。

あるいは、そんな幻影に囚われた人のために尽くして生きてしまう。

 

 

・人は本来、自然に存在しているだけで豊かな存在である

これは、意識して太陽を開発し、

太陽の資質を使いこなせるようになることによって、生命力と活力を得ることで、

到達できる価値観です。

 

つまり、月意識では到底到達できないし、腑に落ちない、と。

 

太陽だけではなく、

全惑星、

特に、年齢を重ねて太陽より後に開発される、

火星・木星・土星の資質を開発していけばいくほど、

自身が豊かであるのが自然であると、腑に落ちていくものです。

 

この言葉に限りませんが、

言葉、アファメーションを腑に落とすには、

ただ、呪文のように唱えるだけではなく、

自身の太陽などの天体を、意識して使い続ける行動をしてこそ、

勝手に腑に落ちていくのです。

これが大事です。

 

 

・人の本質は愛である

これも、「本来は豊か」と同じく、

太陽・全惑星意識で生きる人だけが到達する境地です。

 

そもそも、

占星術の人生哲学では、

人が生きる目的は、

太陽意識、全惑星意識の獲得のためであり、

これらを獲得して自己実現するためである

とされています。

この目的に向かって進む、

つまり、太陽意識、全惑星意識で生きれば、

人の本質が愛であることに気づく、

そういう仕組みになっているのです。

 

私が思うに、

太陽意識だけなら、太陽が意味する「生命力」「バイタリティー」から来る愛だけなのでしょうが、

ここに、全惑星意識を足すことで、

火星の「活力」「アドレナリン」

木星の「包容力」

土星の「枠の中で与える重厚な愛」

はたまた、トランスサタニアン達の、宇宙レベル・神レベルの深い愛、

これらも加わるのかも、しれません。

 

ちなみに、「愛」といえば金星でもありますが、

これは、金星の年齢域である高校生レベルの「軽い愛」「いっときの愛」「たしなみ程度の愛」でして、

深みはそこまでないのでは、というのが、私の解釈です。

 

 

・感謝ワークの効果と、視座の高さ・広さ

これはおそらく、

周りに感謝することで、

「月意識」の視野の狭さを解消し、外へも意識を向ける

→視野が「全惑星」へと広がる

 

そして、自分に感謝することで、

自分が、何か意識して努力・頑張りをやってきたことがあれば、

それはきっと、太陽か、他の天体の資質開発に関することだから、

「太陽意識」をやってきたのだ、と、気づいて、

それを続けることで、

「太陽意識・全惑星意識」を意識してやるように変わっていく

 

このように、

太陽意識に行こうとしていると気づきなさい、

気づいて、月意識から脱出しなさい、と、

意識の向け方を、

太陽意識・全惑星意識に変える、

これが、感謝ワークの本質なのです。

 

この本質が達成できない限り、

感謝ワークの効果は出ないでしょう。

 

これが、感謝ワークが効果ある人と、無い人との違いではないか、

そう私は思います。

 

そして、

周りの色々なものに、自分が支えられてきた、と気づくことで、

外へ意識が向くし、視座も高くなるのでしょうが、

これは、月意識と、太陽意識・全惑星意識とを比べたら、一目瞭然です。

 

 

この惑星系の図のとおり、

「太陽・全惑星意識」では、

地球から、外にある太陽と全惑星とを見ます。

地球の内側と外側の両方を見ますし、

ときには、より視座を高くして、惑星系全体を俯瞰することもあるでしょう。

 

一方、月意識では、

地球という世界だけに籠って、地球を見ているだけです。

「太陽の光が欲しい」と、欲しがるだけで、

外をきちんと見ようとはしません。

 

惑星系の図を見るだけで、

太陽意識・全惑星意識と、月意識の視野・視座が、

あまりにも違いすぎることが、おわかりいただけたでしょうか。

 

つまり、

視野を広げ、視座を高くしたかったら、

太陽意識・全惑星意識で生きる、と決め、

意識してコツコツ行動を続けるだけでいいのです。

すると、自ずと、視野が広がり、視座が高くなります。

そのような意識で外と接するからです。

 

 

私自身、月意識で生きていたときは、

思いやりも想像力もないし、

人の本質を推測することすらできず、

人というものや自分がわからなかったのですが。

 

太陽意識、全惑星意識で生きていくにつれ、

自ずと、周りへ意識を向ける思いやりが生まれ、

また、人の本質を推測する・察知することもできるようになってきました。

そして、勝手に、視座が高くもなってきました。

(視座が高めの山羊座と水瓶座に、天体が集中しているおかげもあるとは思います)

正直、この変化が自然すぎて、自分でも驚いていますが、

これも、意識して、太陽や他の天体を使い続けてきたからこそ、

到達した境地なのでしょう。

 

 

・自分で考えよう、思考停止しない、主体的に選択する

これは、太陽意識・全惑星意識を促す言葉なのだな、と、

改めて、気づきました。

 

「自分で考える」というと、双子座の話のように一見みえますが、

それとはかなり違うニュアンスなのです。

 

太陽意識・全惑星意識で生きるためには、

太陽と、月以外の他の天体の資質を使うことで、開発することが必要なのですが、

月が「無意識」に関するのに対し、

これらの、月以外の天体は、

有意識、

つまり、「意識して、考えて使おうとする」アプローチをしないと、

使って開発することができません。

 

それはまるで、

無意識でいると、

地球と、地球を回る月にしか目が向かず、

地球の外の惑星系を見に行って、

そこの天体(太陽含め)にアプローチするには、

「意識して向かう」ことが必須です

と言わんばかり。

 

そして、

意識して、考えて使う、つまり、行動することで、

無意識に自動で動くことがなくなる、

つまり、月意識からの、幻想への誘いから離れることができます。

さらに、

意識して、意図を決めることで、

無意識に働きかけて、無意識プログラムの書き換えができる、

この話は、潜在意識・無意識の書き換えをやったことがある人なら、

皆ご存じかと思いますが、

これを、天体系の視点でみると、

太陽意識・全惑星意識で生きるために

有意識、意識して考えることで、

月の無意識プログラムから自分を切り離しつつ、

無意識プログラムに呑まれず、それを、自分に合うように変えていくことができる、

月の影響とも、うまく付き合うことができる

ことを意味するのかな、と。

 

また、月に関しては、

月サインは、自身ではなく、地球にある集合無意識に祈るために使う、

月を自身のために使うなら、

意識して、「月サインの反転サイン=自分の資質」として使う

と、ここでも「意識する」が出てきます。

 

自分の資質を使う、使って開発するには、

「意識する」が必須でして、

意識することで、

月意識に染まっていた無意識プログラムにアプローチし、

それをも、自分の一部として、

意識でもってコントロールし、

自身の資質に合うように変えていくのです。

 

 

・ネガティブもポジティブも愛せよ、ネガティブこそ愛せよ
ネガティブ=月意識
ポジティブ=太陽・全惑星意識。
 
ネガティブの月意識は、
一見、私たちを、幻に誘う厄介な存在ではありますが、
上にある天体図のとおり、
地球を回る星であるので、
その存在を認めて、否定はしないことで、
「愛」を与えて、
太陽や他の天体と一緒に、
宇宙に共存することを、許しましょう。
 
それすなわち、
宇宙系の天体たちを、ありのまま認めることでして、
そのありのままの宇宙系の中で、地球に生きることが、
私たちの本質なのです。
 
・ネガティブをポジティブに修正
ネガティブ感情や思考が出たときの取り扱いは、
まずはネガティブを出して認めて流し、
最後は、「理想」「こうあったらうれしい」「こうする」のような、
ポジティブに修正する、
これが一連のステップです。
 
この、最後の、ポジティブに修正、というのは、
もちろん、月意識からもたらされたものを出し、太陽意識に修正する、
という意味もありますが、
ネガティブからポジティブへの反転をするように、
ネガティブな幻想をもたらした月サインを反転させ、
その反転サインの月を「自身のエネルギー源」とする
そんなニュアンスも込められているのでは、と、私は思います。
 
月サインの反転サインを「月」とするホロスコープを創り、
そのホロスコープを、自身の資質が詰まった真のネイタルチャートとする、
これは、
ネガティブのポジティブ修正を自然にやることと、同じことです。
 
ネガティブを反転すれば、強い味方になる、というのは、
月サインの反転サインを、
「月」が意味する、自身の無意識、子供パートであると捉えて、強い味方にする、
ということなのです。
 
 
今のところの解釈ネタは、以上です。
これからも、どんどんネタが出てくるかもしれません。
そうしたら、また、随時、書いていきますね。