来てくださいましてありがとうございます！
理不尽だと思ったこと…いっぱいあります
が、さっき急に思い出したことがあって…
今住んでるところって、東京２３区内なのにすっごく不便なんですよ。
育ったところや結婚してすぐに住んでたところに比べてなんというか…
色々と違うんです
まぁ、転居して来たころから比べればだいぶ便利になりましたが
何しろ３０年近くここに住んでますから。
それで特に不便だと思うことは交通網
何しろどこに行くにもバスしかない
これはいまだに変わりません
JRの駅に行きたかったら延々３０分以上バスに乗り続けなければなりません
山手線駅など行こうとしたらバスから鉄道に乗り継いで１時間はかかります
まえ住んでたところは徒歩５分でJR駅に着きました
１駅で山手線です
育ったところでは、まぁそこもバスでしたが、１０分足らずで山手線駅に着く場所でした
こんな立地ですから家賃は安いですけれどね。
電車に乗ることは余程遠出をする時でなければ縁がないのでいいのですが
一番困ったのは病院がないことでした
総合病院はおろか、小児科専門医もないのです
ほぼ無医村状態…
子育て中に病院が近くにないってどれほど不安か。
引っ越してきたときに知り合いになったご近所さんに聞いたところ
子供が風邪をひいたときなどは耳鼻科に連れていくのが普通だと。
何しろ小児科専門医が全くなかったのです
それが当たり前という風でした
今でこそ駅前まで行けば小児科専門クリニックができましたが
我が子が小さい頃には全くなかったのです
本当に２３区内かここは！
一番近い内科の診療所はそれはそれは古い建物で、待合室は極寒
ヒーターの設定温度は１４℃
真冬に子供が熱を出して連れていくのにも毛布などを持っていかなければ
ならないほど寒いのです
親はコートを脱ぐこともできません
それに比べて診察室は日当たりがよくてポカポカでした
先生は優しくていい人でしたが
そんな診療所でしたから今は無くなってしまいましたね
耳鼻科はまぁまぁ地元では名医と評判でしたが、我が子は割と胃腸型の風邪が多く
あまり耳鼻科にはお世話になりませんでした
あるとき次男が風邪をひいて、発熱もなく鼻風邪程度だったので
しばらく様子見をしていたときのことです
まだ転居後間もなく、次男はまだ３歳になったばかりでした
数日前から鼻をぐすぐすしていた次男が夜遅くに耳が痛いと泣き出したのです
見ると耳からどろっとした液体が出て来ています
焦りましたが、病院も開いていない時間です
車もない我が家、バスもすでに終了
なすすべもありません
今のようにネットもありません。
夜中に診てもらえる病院など調べようがないのです
夫も仕事から帰っておらず、一人きりでオロオロするばかりでした。
こんなときに近くに総合病院があれば駆け込めるものを！と不便な場所柄を
恨みました
親子で夜をなんとか明かし、翌日病院が開くのを待って耳鼻科へ！
しかし近くの耳鼻科は木曜休診で、あいにくとその日が木曜日だったのです
仕方なく、駅前にある耳鼻科へ駆け込みました
そこは行ったこともなく、駅前に買い物に行ったときに耳鼻科があるのを
知っていた程度。
とにかく藁にもすがる思いで駆け込みました
診察室にいたのはキツそうな女医で、状況を説明すると次男の耳を見て私を怒鳴りつけました
「なんでこんなになるまで連れてこなかったの！」と。
ただの鼻風邪で熱もなかったし、と私
「すぐに切開！！」と叫ぶ女医
『えっ！切開。。。って切るの？ここで？』と焦っていると
お子さん押さえて！と指示されるままに膝に乗せていた子供を押さえます
もう何が何だかわからないまま子供の腰と頭を押さえました
子供は子供で急に押さえ込まれたのと女医が喚いていることに恐怖を覚えたのか
必死で泣いて暴れます
渾身の力で暴れるものだから私も必死で抑えるのですが動かれてしまいます
もっとちゃんと押さえて！危ないでしょ！とまた怒鳴られます
確かにあぶないんだけどこっちだって必死に押さえてるんだよ！
汗だくになって押さえているのを周りにいる看護師たちがニヤニヤ笑いながら
何をするでもなくただ眺めていました
ああもう二度とこの耳鼻科にはこないぞ！と心に誓ったのです
子供が暴れてるんだから手が空いてる看護師だったら手助けするよね？
ちょっと一緒に押さえてくれるとか、子供に声がけするとかしないか普通？
前住んでたところで長男の主治医だった小児科専門の病院でも注射とかする時は
母親におさえさせますが、看護師さんも色々と手伝ってくれました
子供が安心するような声がけや押さえるのも手助けしてくれるし
それが普通なんじゃないかと思うんです（私の考えおかしいですかね？）
それなのにそこの耳鼻科ときたら親を怒鳴りとばすわ、
看護師はニヤニヤして眺めてるだけだわ
なんなのこの理不尽！と思いましたよ。
大体なんのためにいるんだよ看護師！
遊んでるとしか思えないんだけど。
もちろんそのあとはしっかり宣伝してあげてますね
この病院はこうですよー
看護師も意地悪ですよ〜って。
大体そういうと話を聞いた相手は「え？じゃあ行くのやめよう」ってなりますね
理不尽なことしたお返しです。
次男の耳はどうやら滲出性中耳炎だったようです
鼻がまだ上手にかめない年齢だったので、耳に負担がかかってしまったんですね
軽い風邪でもこんなことになるんだと思い知らされた一件でした。
