気になると言えば気になるし

4月15日(月)

暑くもなく、寒くもなくとても快適な朝だった。

快晴だし、気温も上がりそうだし。

そうだ、帰ったら静のシャンプー日和だな。

そう思ってもなかなか実行に移すまでには時間がかかる。

まずは、無事に散歩を終えよう。

 

ほぼ昨日と同じ時刻に、いつもの橋の上に立つ。

昇る位置がさらに北に移動したので、太陽はビルの陰に隠れていた。

 

前方に水鳥が2羽泳いでいるのが確認できた。

急いで近くまで行ってみよう。

 

そこにいたのはカルガモだった。

 

カルガモは気まぐれなのか、時々しか現れない。

だが、いつも2羽で泳いでいる。

 

カップルなのかな。

常に手前側のカルガモが、こちらを警戒している。

 

身を挺して奥のカルガモを護っているようにも見える。

 

なかなか、いい奴じゃん。

 

カルガモは渡り鳥ではないので、いつでも会えるよね。

 

手前側がオスであって欲しい。

オスがメスを護る、それがあるべき姿じゃね。

 

あるいは、オス同士かメス同士とか。

見分けがつかないね。

 

そして折り返し地点の橋を渡って、散歩の後半戦に入る。

 

後半に入って、最初のうちはいつも通りの激しい引っ張りが続く。

 

やれやれと、がっかりしていると途中から、引張りが無くなったのだ。

 

ずっとリードが弛んだままで、俺に歩調を合わせて歩いてくれた。

 

しかも、家の手前までずっとその調子を保って歩いてくれたので、早く帰ることができた。

 

奇跡が起こったのか!

 

引っ張らなければ、早く帰れることが分かったのかな。

 

帰宅してすぐに豚バラを茹で始める。

 

今日も食べてくれるかなと期待していたが、半分残してしまった。

 

期待を裏切る名人だな。

 

で、掃除機大作戦を展開したら、期待通りに慌てて豚バラを食べ始めて完食してくれた。

気分屋さんなんだから、まったく!

 

で、いよいよ意を決して静のシャンプーを決行する。

 

やっぱ、体臭が強くなってきたし、体を触るとべとべとするし、もう限界だな。

 

風呂場に連れて行くまで、ちょっと逃げ回っていたが、風呂場に抱きかかえてはいると、さすがに観念したようだ。

 

丁寧に体を濡らして、丁寧に全身をシャンプーする。

大した抵抗もなく、大人しくシャンプーとすすぎに耐えてくれた。

 

静のシャンプーの後は俺の入浴タイム。

さっさと体を洗って、烏の行水で風呂を出る。

 

そして、排水溝に溜まった抜け毛をごっそり取り出して、スッキリする。

 

そして、リビングに逃げ込んだ静。

何事もなかったかのようにケロッとしている。

 

そして、大量の綿毛が床に舞う。

今日は、あと数回掃除機をかけねばならんだろう。

ブラッシングでさらに抜け毛が取れる。

 

調べてみれば、前回のシャンプーは2月15日だった。

そうか、丁度2か月ぶりだったんだな。

 

重いコートは脱ぎ棄てなければ、

歩けないようなそんな気がして

 

てか!