さて、以前報告した運転手問題。
その後、事態は悪化の方向に向かいまして…ほんと最悪の展開って感じですね(汗)
我々が少しWhatsAppの中を覗けるという話をしましたが、1番目のドライバーのやり取りをずっとウオッチしました。
何か動きがあればコイツからだろうとの判断です。そして当初思っていたよりも深刻な事態となりつつありました…
なんと1番目のドライバーと死神ババアが繋がってしまいました(汗)
※死神ババア=元アパートの管理人、極悪人でブラックマジックを多用した。かなりの人数の犠牲者を出している。我々とのブラックマジック戦争(まさに戦争)で敗れて引退か死んだと思っていたけど…
アパートの警備員から繋がったみたいですね。連絡先を知った死神ババアから連絡を取ったようです。
以前なら少しだけ利害に反してたんで、同盟はなかったのですが、我々という共通の敵が出来たので、今や喜んで協力し合おうという事態となったようです。
ただ死神ババアは(自分のかけたブラックマジックが返ってきて…)動くのもままならない身体だし、1番目のドライバーは経済的にこれ以上の事(ブラックマジック)は出来ないという状況なので、少しはマシな状態ではあるかと思います。以前ならこの連合軍だったら生死にかかわる問題になる所でした。
で、奴らが何をしたかというと、今の3番目のドライバーをブラックマジックで操って、僕をスパイしようとしたみたいです。
ただスパイするだけではなく、ある事ない事を言いふらして僕に不利な状況⇒失職もしくは強制帰国を目論むというやっかいなミッションを持ってるとか。
・・・なんて、あるわけねーだろ!って以前なら笑っていましたが、もっとあり得ない体験を何度もしてる今では、もう素直に信じる事にしています。
でもまあ俺はそんな奴が運転する車に毎日乗っとるのか?なんてウンザリしましたが…
このままでは近い将来全員(特に僕)に被害が及ぶ…という事でアイさん夫婦、IBUドゥクン、本物ドゥクンの緊急作戦会議となりました!
そこで決定されたのは「今のドライバーをまずは何とかしよう」という事でした。彼に「鍵をかける」そうです。
入念な打ち合わせにより、本物ドゥクンはスンダ語の出来る仲間と連携して待機(相手のドゥクンと悪いドライバーのやり取りがスンダ語で解らないため)、僕とIBUドゥクンは運転手に怪しまれないように自然な感じで彼を使って外出し、その隙にアイさん夫婦は運転手の家の近くまで行って、ちょっとした儀式(大した作業じゃなくて土がどうのこうのって言ってた…)をした後に各員に連絡。その連絡をうけてIBUドゥクンが「鍵をかける」とか。本物ドゥクン側も何かするみたい。
で、決行の日。IBUドゥクンに聞くと「彼の眼を見て、話しかけて鍵をかける」「鍵が掛かれば彼はあなたの事を悪いドライバーに報告しないし、あなたの悪口が言えなくなる」なんて言うんですよ(汗)
話しかけるて…催眠術じゃあるまいし、どんなやねん!が正直な感想。だってやっぱ信じられんもん。
あのですね、車に乗ってしばらくは誰も喋らず何もなかった…普段よりも重苦しい雰囲気だった気がします。。。
ある時、フッとわかるタイミングがあって、じっと彼を後ろから見つめていたIBUドゥクンが、ゆっくりと小さな声で話しかけました…いや、運転手が凄く小さな声で喋ったのが先かな…良くわからない。。。
二人は小さな声で喋りだしました。最初は「ココはいつも混んでいる…」とか世間話的な内容だと思います。それから徐々に普通の声で喋るようになりました。ビックリする事に運転手が笑って冗談を言うようになった…今までIBUドゥクンに対して一度もなかったのに!?
彼の顔もなにやら明るくなったように感じました。影みたいな表情が消えている(気がする…)
おお!なんじゃこりゃ~って目を見開くワイ。どないなってんねん!?
で、レストランについてIBUドゥクンが僕に一言。「Sudah!(済んだよ)」成功したの?の問合せには「あなたも彼がジョークを言うところみたでしょう」だって。コレで彼は信用できる、すくなくとも以前のロボット(原文ママ)ではないとの事。
そしてニッコリ笑いながら、さあ美味しいご飯を食べましょう!とレストランに入る彼女を黙って見つめるのでした(汗) マジかよ?
ワイは何を見せられたのだ?(汗)
※アイさん達が作業終了のWhatsAppをうけて「鍵かけ」開始だそうな。多分、あの喋りかけたタイミングだと思う…多分だよ。。。
※あれから何日か経ちますが運転手は明らかに変わりました。明るくなったし一種の下品さがなくなった気がする。。。
※この休みも確認の為に運転手と同乗。すっかりIBUドゥクンに懐いていて楽しく談笑=情報を提供、飼いならされている感あり。。。
さて、この後はレストランで楽しく談笑しながら過ごしました。IBUドゥクンはレストランでは全くいつもの通り…逆に普通さが怖いくらい。。。
こんなことがある度思うけど、ワイはいったい何に巻き込まれておるのだろう。。。
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